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投稿日:2017/4/15
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ライフスタジオでは、カメラマン1人で撮影に入らず 必ずコーディネーターと共に2人で撮影を行う。 カメラマン一人の価値観や想像力だけに頼らず、もう一人のコーディネーターの価値観と想像力を 混ぜ合わせ被写体をより美しく魅力を引き出す工夫をしている。 つまり、2人で力を合わせることで、被写体を動かし、且つ自然な姿を引き出していくことが可能になる。 ライフスタジオが認められる価値がまさにそこにあるのではないだろうか。 そのために、日々イメージの共有や個人の人間力を高めるために時間を費やしている。
そして、パパやママまでも巻き込むことで、より楽しい空間という価値を提供している。 しかし、カメラマンとコーディネーターでは役割が大きく異なる。 コーディネーターはどのような役割があるだろうか。 その前に、一人一人価値観が違うように写真を見て受ける印象も異なるが、 統一感がある写真においては、誰が見ても美しい写真と言える。 一枚を構成する要素は衣装、インテリア、小物と様々あるが全てのバランスが整っている様が統一感があると言える。 話を戻すと、コーディネーターの役割の一つに衣装提案がある。 写真の衣装は、赤・白・茶色の3色でまとまっている。 コーディネートを3色でまとめるとお洒落で統一感をだせるという普遍的なものは、やはり綺麗である。 次に、衣装とインテリアのバランスを考えコーディネーターのイメージをカメラマンに提案することだ。 衣装のみならず、背景のインテリアとも色味を合わせている。 レンガだけを切りとると違和感があるかもしれないが、セーターの色味と同じため、全体を見た時まったく違和感がない。 むしろ、レンガが無いとセーターの色味が他より強く浮いて見えてしまう可能性がある。 また、背景の窓枠の茶色と握っているクマの人形の色味も同じため構成する全てがバランスが良いと言える。 これらは衣装を提案するコーディネーターの役割であり醍醐味ではないだろうか。 それは、衣装全体の統一感も大切にしつつ、インテリアの素材や色も意識し提案すること。 撮影の中においては、1枚の写真の中に何を足し何を引くのかもカメラマンと考え 共に作っていくのだ。 彼女が握っているクマの人形は、足した物である。 普段からその場所に置いてある物ではない。そして、茶色以外にカラフルな仲間が他に5体いる。 その時間その場所に合わせた小物を考えながら足したり、時には引いたりするのだ。
最後に被写体に合わせた声かけである。
実際に撮影に入っていないので、どのように声かけをしたかは推測でしかないが、 「クマから良い匂いする?」または「クマちゃんにキスをして」だろうか。
シャッターを押すタイミングはカメラマンが美しいと感じた瞬間であるが、その状況を作ることは可能である。
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