Photogenic


越谷店
scrollable

ナチュラル

投稿日:2017/6/2

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photo by saito manami

改めてこの2人を目の前にして感じたことがある。
こちらの質問にしっかりと答えてくれた兄弟。お願いしたことを、その通りにやってくれた。
写真館であるため、あくまで写真を撮ることを目的としている。
緊張を解くため、アクションをするが、慣れすぎて収拾がつかなくなるよりは、こちらが伝えたことが相手に伝わり応えてくれる子の方が、イメージした通りの写真を残せるので、ありがたいお客様であると言える。

しかし、親心を考えた時、果たしてその姿が親の前で見せるありのままの姿であり、よく言われる自然体なのか。
どちらの姿がより嬉しい写真なのか考えるきっかけになった。

無邪気に遊んでいる姿や自我を主張し、子供らしく甘える姿が、この年齢の子らしい姿だと考えると、彼女達にも同じような一面が必ずある。
一緒に入ったカメラマンのまなみさんは、その自然な姿を引き出すべく、試行錯誤していた。
お兄ちゃんとの2ショットに入る前に、まなみさんと話をする時間があり、彼女達の自然な動きを引き出そうと共通認識を持ち撮影に入った。


美しい兄妹の姿
それを可能にしたのが、窓の縁と窓ガラス。
窓の縁をフレームにして、その中に2人を入れることで、2人だけの世界を残すことに成功した。
それまでの過程を通して、無邪気になっていった2人をどう残すか考え抜き、あえて私達の姿を消し2人だけの世界に導きその姿を収めたと思う。
それまでの過程を見てきたため、カメラマンの意図が分かる一枚と言える。
また、窓ガラス越しに撮ることで、白い膜が広がり全体を幻想的に特別にした。
服やインテリア、窓の縁まで白を基調にしており、まとまりもありより美しく残している。

つぎに、被写体が複数いる場合は、被写体同士の距離を縮めるよう声かけをする。
しかし、お願いしても縮められ距離は限られる。
なぜなら、距離が関係を表すからだ。


ただし、大きくなれば、恥ずかしさが勝り素直になれず抵抗されるケースもあるので、一概には言えないところもある。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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