Photogenic


越谷店
scrollable

いつものあなた

投稿日:2017/6/2

1458 0

photo by manami

美しい姿と普段見せないような表情や新しい一面を引き出せるよう努めるが、「いつもの顔〜」とパパとママが声を出して喜ぶ、その子のありのままの姿を写すのも私達の大切な役割である。
それは、パパやママに見せるいつもの笑った顔、真剣な顔、真顔など感情が見える色んな表情だ。
また、欠伸している姿や眠くて目をこする自然な行為であっても良いと思う。

環境や条件を整えた上で「欠伸してみて」「眠たそうに目を擦ってみて」と投げかけてみることがある。
言葉の通じない幼児には、いくら「欠伸してみて」と投げかけても、伝わらいため、不意を写すしかない。
よって、言葉が通じる年齢にならないと、人為的には作れない写真であるとも言えるだろう。

彼女は3歳になったばかりで、3歳になったことが余程嬉しいのか 
会って早々に、目を見て「3歳です」と自己紹介をしてくれた。
その後も、会う人全てに同じく自己紹介をしており人見知りもなく、素直で人懐っこい子だった。

2歳までであれば、言葉が通じない子に対して、仕草や表情を引き出す必要があるため、言葉を投げることよりも、自らが動いて被写体を動かすことに集中する。

そして、言葉が通じるようになると、その子らしさを最大限引き出すべく、ポーズや仕草を言葉で伝えて指示することへと変化する。
被写体の側に行き、手足を動かしてあげ、ポーズを作ってあげることもできるのだが、それでは被写体らしさが損なわれ、被写体が被写体である必要がなくなってしまう。
作ってしまうことで、皆同じポーズになってしまうからだ。
しかし、人は性格も体の柔軟性も違うため、同じ声かけでも、受け取り方(仕草)や表情が異なる。
よって、ポーズを作ってしまうのと、伝え作ってもらうのでは全く異なった写真になるのだ。

彼女の場合も、こちらが伝えたことを理解し、自分なりに受け取り答えてくれた。

衣装
女の子が、一度は憧れるプリンセス達のに長い眠りから覚めない眠れる森の美女の王女やや白雪姫がいる。
だからだろうか、華やかな印象のドレス姿と退屈な印象の眠たい姿が一体でも馴染みがある。
 

本を枕の様にしてもらうことで、本を読んでいる最中に眠くなってしまったという現実に起こりうる状況を演出した。
75カットを残すためには、流れが大切である。流れを作るためには、アイテムも必要不可欠である。アイテムを足したり引いたりすることで写真の質も変わってくる。今回は本を足すことで、流れが生まれ、彼女の興味を引くこともでき生き生きした表情を残すことができた。

この記事をシェアする

美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

撮影のご予約はこちらから

スタジオ予約

お役立ち情報をお送りします

新規会員登録

Official SNS

  • Instagram
  • sns
  • Instagram
  • Instagram