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越谷店
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綺麗になりたい欲望

投稿日:2017/9/8

1993 0

photo by katsu
write by takako

美しく変身できることは、いくつになっても嬉しいことなのだろう。 
たまに来る中学生のお姉ちゃんたちも、ドレスや可愛い衣装を前にすると、口元を緩ませ目をキラキラ輝かせる。
その嬉しくウキウキする気持ちは、彼女たちほど大胆に表さなくなるが、大人になっても変わらず持ち続けるものなんだと、自分自身や周りの大人達に置き換えてみて、思う。

たとえば、美容室を予約した後、早くその日にならないかと待ち遠しくなったり、
新しい洋服やお気に入りの服を着ると気分があがる。
それらは、ドレスを前に心躍る小さい彼女達と同じ、気持ちの表れなんだろう。

綺麗になりたいという欲求は、80を越えた祖母にもあったんじゃないかと思う出来事があった。
10年ほど前に、祖母の家に遊びにいった時に見た光景なのだが、
祖母が白髪染めで真っ黒になった髪に、真っ赤な口紅をして、私たちが来るのを待っていてくれたことがあった。
当時は、違和感しか感じなかったが、
それは彼女なりの精一杯なお洒落だったのかと
これを書きながら整理した。
祖母のように、歳をとっても 
綺麗になろうとする気持ちは、個人差はあっても
持っているものなんだろう。

ドレスは、女性の最高級のお洒落着
そのドレスに腕を通すことだけでも、最高な気分なのに、
その姿を”美しく残してもらえる”
これほど幸せなことがあるだろうか。
この写真を見て、羨ましいなと思った。
先に書いたように、最高な気分を味わえ
魅力を引き出してもらえるなんて良いな〜というのが正直な感想だ

自分と他人が感じる魅力に違いがあることもあるだろう。
しかし、人からの客観は中々伝わりにくい
その伝わりにくい表現を簡単に伝えられるのが、写真なのかもしれない。  

それぞれ受け取り方は異なるかもしれないが、伝えたいメッセージは必ずその中に入っている。
私は、彼女のラインが美しいなと思った
確かまだ3歳くらいの女の子だったと思うが、姉の真似をしたり大人びている印象をうけた。
彼女の美しさが詰まった一枚にいつ見ても見とれてしまう

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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