Photogenic
越谷店
夢の中のような
投稿日:2018/9/15
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この写真を見て私が最初に感じたのは「夢の中みたい!」でした。
越谷店の2階にあるこのインテリアは「ファンシーゾーン」やら「おもちゃ部屋」などと呼ばれています。
今回はその名にふさわしい「夢の中」という感想がなぜ出てきたのか理由を分析していきます。
まずはコーディネートからです。
ぬいぐるみで大部分は隠れてしまっていますが、黄色のTシャツ、白ズボン、そして水色のキャップと
インテリアに合ったパステルカラーを意識してコーディネートしているのがわかります。
そのため、このファンシーな世界観に被写体が浮きません。
ここでポイントとなるのがこの水色のキャップです。ベージュやグレーのベレー帽などでもこのふんわりとした雰囲気には合うとは思います。
しかし、この被写体らしさという点では少し主張のある柄がついたこのキャップがぴったりなのではと感じました。
私はこの撮影に入ってはいませんが、表情、そして力一杯ぬいぐるみを抱き締める姿から、私たちの言ったことを一生懸命やってくれる 元気いっぱいな男の子なのだと想定します。
したがって、このキャップが、全体的な可愛さの中にこの被写体自身が持っている無邪気さ、男の子らしさを表現しています。
次に写真全体を見ます。
背景がはっきりとしていなく、背景の色がぽやぁっと写っています。
この背景が最初に私が「夢の中」と感じた一番の理由かもしれません。
夢を見て、起きた時に、その夢の風景、内容って印象的な物ははっきりと覚えているのに、それ以外はなんとなーく、ぼやぁっとしか思い出せないですよね?
そんな曖昧に頭に残っている空間(背景)と印象的な物(被写体)が表現されているように思いました。
夢の中で無邪気に遊んでいて、
目を開けてしまったらこの夢から覚めてしまうような写真。
そんな子どもだからこそ似合う非現実的な写真もいいですよね。
Photo by Manami Saito
Cordy by Takanori Makita
write by Naomi Tanaka
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