Photogenic
越谷店
意図を伝える
投稿日:2018/10/20
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ライフスタジオの撮影は、1枚ではなく75枚の写真を残すため、正面笑顔の写真だけでなく、
本を夢中になって読んでいる姿やおもちゃで遊んでいる姿など、
日常を演出し、自然な姿も残します。
被写体の色んな表情を残すべく、コーディネーターとカメラマランの2人で声をかけ、時には体を張って、被写体の目線や表情、動きを引き出します。
このインテリアは、大きな木が印象的で「この場所で撮りたい!」と
越谷店を予約してくださる方もいらっしゃいます。
私が撮影に入ると、この場所では「横の木は、本物かまたは偽物のどーちだ?」と被写体に質問をすることにしています。
なぜなら、子供達は、こちらの質問に答えようと、また正解するために
必死に木を観察してくれます。
その時の表情は、皆生き生きとしていて、驚くような表情をしてくれる確率が高いからです。
被写体の彼は、口をすぼめて可愛らしい表情を見せてくれました。
それまでの撮影では見せなかった新たな彼を引き出せた瞬間です。
写真は、余計な物は入れずマイナスが基本です。
この写真のポイントは、彼の表情なので、被写体に寄ったクローズアップを選ぶべきかもしれませんが、被写体の表情を引き出している目線の先にあるものを入れるのが正しいのではないかと判断しました。
"なぜその表情をしているのか"理由を写真の中に加えることで説明できる写真になり、カメラマンの意図が見える写真になるからです。
人それぞれ感性も価値観も違います。
そのため、写真にも正解はありません。
しかし、一枚一枚の写真を説明できなければいけないとカメラマンになる前に、何度も教えられました。
意図が伝わる写真を増やせるよう、日々精進しないといけないなと思います。
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