Photogenic


越谷店
scrollable

1/2

投稿日:2019/3/27

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1/2

ハーフ成人式、2分の1成人式 

20歳成人の半分の歳、10歳まで成長した彼は3兄弟の次男

 

幼い頃の写真は、私たちスタッフが笑いをとりにいけば無邪気に子供らしくゲラゲラと笑っていたそんな幼い時期を過ぎ

凛々しく、かっこよくが基本スタンスになってきました あまり知らない人前ではそう簡単に笑顔を見せてはくれません

10歳ともなれば、人前で笑顔を見せて笑うことには、前提として笑顔の表情を見せれる関係の前提や

本当に笑える理由が必要だったりするものです

 

私たち大人も、いきなり知らない人の前で爆笑はしなくなったり

何かを控えがちになっていくのも、大人ではないでしょうか

ハーフ成人式の10歳の子もほとんど大人と同じようなものです

 

ポイント:ポーズ、構図、光、目線、ハット&ストール

着物衣装にハットとストールを加えアレンジすることでベーシックな着物スタイルからスタイルチェンジし撮影アイテムによる変化を生みます

あえてハットを半分、斜めにハットに手を添えて目線はわざと片方の目を隠すように、そして首を少し傾けアップで撮りました

それが今の彼を象徴する1/2に、斜めに、そして半分のラインの流れができ、とても似合っていました。

 

右側から差し込む自然光のサイド光が彼の頬を照らし、左のハット側は自然と影の側になり 1/2の明暗差が左右で別れます

越谷店は1FはL字に窓に囲まれている為、被写体の背景から木々の緑をバックにした逆光は背景の木々の緑を輝かせてくれ活き活きとさせてくれます

丁度、右から斜めに目に向かい対角線構図の1/2のラインが作られます。

片方の目から力強い視線を求め、そこにフォーカスを当てました

 

1/2・・・半分子供・・・半分大人・・・

 

けして、斜に構えた態度をとっていたわけではありません。
まっすぐとても素直な子です。もちろん笑顔での写真も撮りましたが、この一枚がとても彼らしいなと思いました。

そして、シンプルにかっこいい

 

「斜に構える」とは

「射に構える」という言葉を調べると、元々は剣道からの言葉だそうです。
剣道には、上段・中段・下段という構えがあり”中段”という構えは相手に向かって刀を斜めに延ばした状態であることから、その構えを「斜に構える」と呼ぶようになりました。剣道の試合中はかなり真剣で、真剣に身構えます。また、”中段”という構えが試合前にお互いが向き合う際の基本姿勢でもあり、一番すきのない構え方であることから本来は「改まった態度を取る」という言葉の意味でした。

 しかし、現在では語源の由来からは間違った言葉に変わり「皮肉で不真面目な態度で臨む」という意味で使われるようになっているそうです。

写真を通じ「射に構える」という言葉の本来の語源を知り、語源どおり正しく認識できるきっかけをもらった撮影でした。

 

男らしく力強く、母が着付けてくれた着物での1/2成人式、かっこよく撮れましたね

これからもかっこよく素直に育ってくれ! また会おう!

 

 

Photo by バナナさん(Takanori Makita)

codi by なすちゃん(Mayu Kanasugi )

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