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越谷店
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光で表現できること

投稿日:2019/5/8

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Photo by Manami

Cordy by Mayu Kanasugi

@Koshigaya

 

未就学児の年齢の写真といえば

あどけない笑顔、元気な動き。

そんなイメージを抱きますが、

それとは少し違う表現の仕方もできるのが「5歳の男の子の七五三写真」です。

言うなれば「凛とした男らしさ」でしょうか。

 

もちろん5歳の男の子といえば、やんちゃで、遊び盛りで、じっとなんかしていられないぜ!!!みたいなイメージ笑

なんですが、まだまだ幼い彼らもふとした表情で成長した男らしさを見せてくれる時もあります。

それを感じたのが写真の彼との撮影でした。

 

彼の上にはお姉ちゃんが2人いて、きっと末っ子の彼は可愛がられているのでしょうね。

でもきっと、普段は姉2人に負けないようにというのも考えているのでしょうか。

幼い彼には「自分の意思」というものがしっかりとありました。

それを感じさせるような強い瞳を、カメラマンのまなみさんは写真に残したかったのだと思います。

 

扇子で口を隠すことで自然と視線は瞳に誘導されます。

キャッチライトが入った瞳は白目と黒目の色が鮮やかになり、画面の中で一番コントラストが強くなります。これも視線が誘導される要因のひとつとなります。

この時背景は白いホリゾントにオレンジ色のライトをつけることでほんのりとうすい橙色になっていました。

これによりどういう効果があるといいますと

光がすべてついて明るい状態よりは暗くしっとりとした雰囲気に

完全に光を消すよりはあたたかな雰囲気に

彼の「おだやかながらも成長した男らしさを表す」光として適切な明るさと色味であるといえます。

寒色の着物の色に暖色の背景を合わせることでより着物の色が際立つ効果もあります。

 

かわいく、元気な表情を残すこともその子らしさを表現することですが

同様に成長したからこそ現れる「意思の強さ」を表現することもその子らしさを表現することではないかと思います。

ただ表情を引き出すだけではなく、その子の感情を光で表現できるように。

それができるようなカメラマンになりたいと思います。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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