PhotogenicKoshigaya

インテリアとのバランス

2019/12/31

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75カットに必ずと言っていいほど入っているのが、ライフスタジオのインテリアを生かした写真。


インテリアを綺麗に入れよう!と慎重になればなるほど

主役である被写体が、寄りすぎたり、思ったよりも小さく収めてしまうことがある。

かといって被写体ばかりに集中してしまっても、インテリアも被写体もきれいに入った写真を撮ることは難しいと感じます。

 

こちらの写真は、被写体とインテリアのバランスがとても綺麗だと思いました。

 

こちらの写真は見ての通り、
越谷一階メインルームの木のインテリアで撮られたものになります。

 

この構図で撮るにあたってまず大事なのは「被写体の配置」。

どの位置にどの方向を向かせてどんなポーズにするか…を考えなければなりません。

被写体を一度抜いて、写真全体を見たときになんとなく空いていると感じるのは、今被写体がいる木のない空間ですよね。

その空いている空間に、被写体を配置することは一般的で、そのような写真は越谷では定番となっています。

 

それでは、今いる位置から更に後ろの窓辺に被写体を配置しても同じようにインテリアの入った綺麗な写真が撮れるのでしょうか。

 

実際のところ、また違った綺麗な写真はもちろん撮ることはできますが、この写真と同じような印象にはなりません。

 

この写真のポイントは、後ろの窓からカメラマンより、つまり手前に被写体を離すことだと私は思います。

離すことによって窓のインテリアのボケ感が強まり、写真に奥行きが出ます。

それと同時に被写体の存在感もはっきりとして見えます。


そしてもう1つのポイントは、被写体の向きと仕草。
本を膝に置いて見ると、人は必然的に下を見ます。

この少し丸まった被写体のラインと、木の幹から枝にかけてのラインが写真のバランスの良さを生み出しているのではないかと感じました。

また、木の下で本を読むという違和感のないシチュエーションも、インテリアと被写体の統一感を引き出しています。

このように、インテリアを生かした写真を撮るときでも、主役である「人」とのバランスを意識し、インテリアがあることによって主役が引き出されるような写真を撮りたいと感じました。

 

photo by Takako Kawahara

codi by Manami Saito

write by Naomi Tanaka

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