Photogenic
越谷店
越谷写真12
投稿日:2012/4/14
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写真を構成する要素はいくつかある。被写体、光、インテリア、露出などなど。このような要素が適切に集まって、美しい画像を作りだす。私はそこに一つが追加され表れる写真を好む。見ればすぐにストーリーが感じられる写真である。
美しいイメージ以外に、ストーリーが感じられる写真は、見る人にとってどのような考えや想像させ、写真に目が長く留まることになる。まさにこの写真がそのような写真である。美しいイメージとストーリーを一緒に併せ持った一枚。
この写真がなぜ良いか、その理由を説明するとこうだ。
最初に、子供の動作である。肩と腕の形は、ドアに手をただのせたものではなく、扉を開けた動作表現がうまくいっています。そして左の足の形も普通に立っているのではなく、これから進もうとする動作表現がうまくいっています。そこに自然な頭の角度は、子供の視線がどこに向いているのかを感じられるようにしてくれる。このような動作たちが人為的なものではない、ストーリーが生きている写真に見えるのだ。
2番目の要素の適切な配置である。子供が立っているところでは光が明るく入ってくる。それに対して、写真の右側の部分を見てみよう。ここは何か暗くて複雑に要素が構成されている。はしごと鉄の扉の粒立ちのよさと露出差により、退屈でない写真になったが、これよりも重要なのは、この複雑な部分が原因で子供が立っている部分はさらに強調されているのだ。あの右側のはしごと鉄の扉がないと考えてみよう。平凡な写真になってしまう。
三番目は、撮影者の意図である。もちろん、私が撮ったものではないので正確ではないが、この写真はどのような瞬間の動作をただ撮ったとか、偶然によって撮られたものではない。撮影者は、子供に窓の外を見るように言ったのだ。そして立体感のために鉄門を前にしたものであり、瞬間、カメラを操作し雰囲気に似合うように白黒モードに切り替えたのだ。この写真のイメージを頭の中に描いておいて、そのように撮ったのだ。
ドアを開けて晴れた日差しを受けながら外を眺める子供たち。この子は外に出ようとするのだろうか?外の何かを見ようとするのだろうか?その扉の向こうには何があるのだろうか?子供の表情はどんな表情だろうか?悲しい表情であろうか?幸せそうな表情なのか?
色々な考えや想像をするようにする写真がいい。このような写真をたくさん撮影したい。そのためには撮影者は、それ以上に考えて想像しなければならない。
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