Photogenic
越谷店
越谷写真14
投稿日:2012/4/23
1237 1

Shutterspeed 1/80
F 3.5
Focal length 24mm
75cutを構成する中で欠かせないもの。家族写真。
ライフスタジオはBaby studioであり、お客様も基本的には子どもの写真を撮りにくる。
しかし私は家族写真は非常に重要なものだと考えている。
たまに本当に家族写真はいりませんというお客様もいらっしゃいます。
大人ですから写りたくない気持ちはすごくわかります(笑)
しかし75cutという少なくはない数の写真の中に、ほんの何割かでもみんなで写っている写真があったらどうでしょうか。
もし私が親だったら、子どもの写真と一緒に飾りたくなります。
子どもが中学生、高校生になった時に子どもは「そんなのいらない」と思うかもしれません。
しかし、子どもが大人になって自分の道を歩き始めたとき、必ず家族写真が残っていることに感謝してくれると思います。
なぜなら、今、私が小さい頃の家族写真が残っていることに本当に感謝しているからです。
ただ残っているだけでもうれしいのですから、素敵に残ったとしたらこんなにすばらしいことはありません。
被写体となっているこのご家族は、ライフスタジオにずっと前から来てくれている。
私が入社するよりもよりずっと前から。
私も撮影に関わらせていただいたことがありますが、新参者の私にも本当に優しく接してくれて、本当に素敵な家族です。
<構成要素>
(光)
この部屋での光源は基本的には本棚しかない。
あとは小さな窓とスポットライト。
この位置の場合、本棚しかない。
逆光ということになるが、光源が横に広いことと、床が白いことで光が少し周ってくる。
横に広いので被写体の顔や体に光の輪郭ができてきれいに見える。
(ポージング)
被写体で三角形を作るというのが基本になる。
基本的にはパパを大きくみせることと、身長の高さなどでパパを頂点に作ることになるが、子どもの大きさによってはこの写真のように大人が座ってお子様が立つという方がバランスがよくなる。
(パパ)
この写真のポージングの一番のポイントはパパさんの足だと考える。
両足を写真のように配置することで立体感が出る。
それと同時にフレーミングを少し斜めにして頂点をまっすぐ上に向くようにされている。
(ママ)
このような広角の写真で足が前に出ていると足が長く見える反面、大きな人の印象を与えてしまう。
ママさんは写真のように横を向いて足をかかえることによってパパにちょこんと寄り添ってる感じなので、とてもバランスが良い。
(お子様)
前述のように立つことでバランスがよくなるが、頭をパパさんに寄せることがもうひとつのポイントとなる。
そうすることで少し斜めにした場合の頂点のバランスが良くなり
このフレーミングで撮影すると決まっているから必要となるポージングである。
(構成)
本棚の前での写真ということで場所とこの写真の前後との関係とをあわせて地面への本の配置やパパさんにもってもらう仕草。
すべての構成要素が計算され、この一枚を作るために準備されている。
Photo by lee社長
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- 店舗紹介
- 越谷店
- Photogenic
- 越谷写真14