Photogenic
越谷店
7歳の女性
投稿日:2013/12/7
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越谷店写真。
クローズアップを意図的に撮影する時に、何を核心としているかによって内容が変わります。言葉通りただ大きく被写体を写すだけでは、ただそれだけの写真になります。核心がなければ良い写真にはなりません。私も未だそれを模索している段階ですが…。
撮影する写真は、段階的に発展していくと思います。最初は光や構図、バランス、露出やイメージなど写真を構成する重要な要素を常に安定したバランスで維持することがフォトグラファーが確実にクリアしなければいけないものです。
クローズアップもそれと同じで、写真を撮るうえで必要な要素を安定させなければいけません。ただ経験上言えることが、それだけを追究しても撮影するクローズアップは発展することはありません。
新しく発見したことは、フォトグラファーは被写体のイメージを抽出し、写真としてそれを確実に具現化しなければいけないということです。被写体が持つ独特なイメージをどれだけ自分が正確に抽出できるかによって微妙な写真の差が出てくると思っています。
例えば複数の被写体が同じようにポーズをし、同じような表情をしたとしても、出来上がる写真一枚一枚のどこかに差が現れると思います。
それは結局人の持つ色であり、雰囲気であり、個性であり、そういうものなのだと思います。
クローズアップは被写体だけを写すので、インテリアに頼ることはできません。故に被写体が持つ元々の美しい姿を写しだすことができなければどこか写真が物足りないものになります。今回は撮影したクローズアップの構成を簡単に説明すると…
女性らしさをより明確に表現する為に「花」を取り入れました。長く美しい髪は彼女の象徴的な特徴であり、成熟した印象を与えてくれる為、それを大胆に取り入れることにしました。
私たちフォトグラファーはその時、その時に撮らなければいけない写真があります。それを常に考えていると思います。
7歳の753は今までに多く撮影してきました。ただ今回の撮影で「7歳の女性」の撮るべき姿が見つかったように思えます。
ありがとうございます。
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