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越谷店
scrollable

光で作る立体感

投稿日:2022/10/31

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place by YokohamaAoba

codi by Nana

photo by Manami

 

撮影をする時はまず、インテリアの中で現状どんな光がどのように入っているかを確認をします。

昼間で自然光が入る場合は太陽の光はどこから来て、どこを照らしているのか、

自然光がない場合は、自分が撮影したい場所を決めたら

可能な限り光を消してその場所には現状どんな光が入るか少しづつ光をつけて確認をします。

今回の場合も自然光が少ない時間で、インテリアの中にあるスポットライトや照明などが活きる時間帯でした。

被写体の彼はちょうどベットの近くにいたので、ベット以外の光は出来るだけ消して、被写体の彼にどんな光が入るか見ながら撮影をしました。

この時、まず被写体の近くには天井にあるメインのスポットライトがありましたが、このスポットライトは付けず、2つの光をメインで使っています。

 

①壁に沿うように点いているオレンジのライト

②被写体から少し逆光気味に入るスポットライトと卓上のオレンジの照明

この2つが被写体の近くで被写体に立体感を出すために必要な光でした。

 

望遠レンズで撮影を行っていて、

望遠レンズの近くではより被写体に立体感を感じられるように天井から垂れている細かい光が入った電球を前ボケとして使っています。

前ボケの色がオレンジ色だったので壁のオレンジライト、卓上のオレンジライトの色との統一感が出ます。

 

身体や顔のラインがわかるように逆光が被写体に入っているので被写体に立体感が出ていて別途に入る光の影で陰影差があり暗いだけでなく奥行があるように感じられるように考えました。

 

被写体の彼はとても元気で面白く、ずっとワンピースのお話を楽しそうにしてくれて可愛い瞬間が沢山ありました。

笑顔溢れる撮影の中で、彼の少しづつ大きくなっているかっこよさを少しでも残せたらいいなと思いでこの1枚を切りました。

 

陰影差や立体感を感じる写真はある意味自然光のある時間よりも人口光の光を使った時こそ本領を発揮する気がします。

写真は光が無ければ撮影する事が出来ないので、

自然光も人口光もどちらも写真に無くてはならない光です。

被写体や状況や場所に合わせて上手に素敵に活かしていく事が私たちカメラマンの仕事であり、素敵な作品を常に追い求めて作っていかなければと思います。

 

2012年にライフスタジオ浦安店に入社して、

2016年に一度退社するまで横浜青葉店や新横浜店で勤務していた私にとって神奈川はとても懐かしく色々な思い出が詰まった場所です。

変っていく事、変わらないもの久しぶりの横浜青葉店は懐かしくもとても刺激を感じる良い1日でした。

一緒に入ってくれたななちゃんありがとう!

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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