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読書⑨『赤毛のアン』シリーズ ルーシー・m・モンゴメリ著を読んで

投稿日:2012/8/30

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赤毛のアン。誰でも知っている赤毛のアン。

私にとっては中学3年の時から、今に至るまで、何度読んだであろう・・数え切れないほど

何度も何度も読んできた。

青春時代から子を持つ親になる、アンと一緒に私も成長してきた。

受験期に赤毛のアンにはまった私は、とにかく読んで読んで読みまくり、

苦手だった数学の、家庭教師に“受験が終わるまで赤毛のアン禁止令”を出された。

赤毛のアンは 単なる赤毛で利発な孤児の物語ではない。

実はこの物語は、赤毛のアンに始まって、その後7巻程に及び、アンの青春、婚約、愛の家などと

アンの生き様を喜び悲しみ、一緒に体験していくシリーズの物語なのである。

何故今に至るまで そして全世界でアンが読まれ愛されているのか。それは、単に

アン個人の個性だけによるものではなく、アンを取り巻く人人、土地、人人の慣習、

そして宗教観にまで及ぶ、「生きる」とは何かを広く、アンの愛情と共に私達に標し照らして

くれる本だからである。

アンの人を思う気持ち、優しさ、明るさ。 勉学に励み、育ての親への感謝を忘れない。

正しい宗教観念。

人に対する思い、ものごとの価値観は、国が違っても変わらないのだなと思う。

それは モンゴメリによって描かれた人人の口や行動を通して私達に伝えられる。

1巻の初めでは、アンがあまりにもおしゃべりで、2ページ分もアンがぶっ通しでしゃべり

続けるので辟易したのだが、それを経て 登場人物の1人1人の深いところまで入っていくと

人生のエッセンスがたくさんみつかる。

アンは小学校の同級のギルバートと結婚し、そして子供を儲ける。その子供が成長し、

長男次男が第一次世界大戦に出征し 1人がなくなるというつらいエピソードも出てくる。

1人の12才から女性の大人に至るまでの人生を描いているこの本は

読む度にそのときその時の自分の感情を拾い慰め元気付けてくれる。

まったく 何がどう良くてなどと具体的に書けていないが、

とにかく 大好きな、そしてこれからもずっと一緒にいる本である。

 

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