店舗フォトジェニック集
Photogenic
やさしいな。
投稿日:2026/3/20     更新日:2026/3/20
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LIFE STUDIO AOYMA
photo:gomei
Codi:Nana
ミルクバスの撮影を始めて、もうすぐ3年になります。
最初は「ミルクバスって何ですか?」と言われるところからのスタートでしたが、今では「絶対ミルクバスで撮りたいです」と言っていただくことも増えてきました。
たくさんのご家族を撮影させていただく中で、お風呂に慣れてもらう流れや、スムーズに撮影を進めるノウハウも自然と身についてきました。はじめの頃のように苦戦することもほとんどなくなり、撮影自体のストレスもなくなっています。
ちゃんと可愛い写真が撮れて、ちゃんと仕上がる。そういう意味では、すごく安定したコンテンツになってきたと思います。
ただ、慣れてきたからこそ、どこか少し物足りなさのようなものも感じるようになりました。
写真としては申し分ない。でも、その先にある「その家族らしさ」が、もう少し写せるんじゃないかと、ふと思うようになりました。
この写真は、そんな中で生まれた一枚です。撮影中にお願いしたのは、「お風呂に入れている感じで、頭を濡らしてもらっていいですか?」という一言だけでした。本当にそれだけです。
でも、その何気ない動きの中に、とても大切なものがありました。頭に添えられた手のやわらかさや、お湯をかけるときの自然な動き。普段の生活の中で当たり前にやっていることだからこそ、構えずに出てくる“その人らしさ”が、しっかりと写っていました。
日常の中では気にも留めないような一瞬ですが、写真になることで、その仕草にちゃんと意味が生まれます。作ろうとして作ったものではなく、もともとそこにあったものが、そのまま残る感覚です。
ミルクバスは、ただ可愛い写真を撮るためのものではなくなってきたのかもしれません。家族の日常を少しだけ切り取るための時間であり、その中にある“らしさ”を見つけるためのきっかけになっている気がします。
何気ない一瞬の中にしかない、その家族だけの空気感。
それを見つけられたとき、撮影はまた一段と面白くなる気がしています。
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