店舗フォトジェニック集
Photogenic
「撮る」のではなく、「出会う」。
投稿日:2026/7/30
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AOYAMA
photo:gomei
codi:Nagai
こちらのお客様にお会いするのは今回で2回目。
前回お会いしたときは、生まれて間もない妹ちゃんと、1歳半だったお姉ちゃん。
あれから一年。
子どもたちの成長は、本当にあっという間です。
私は笑顔を撮ることももちろん大切にしています。
でも、それと同じくらい大切にしていることがあります。
「今、この子はどんなことができるようになったんだろう。」
「一年前と比べて、どんな成長をしているんだろう。」
そんな変化を写真に残したいと思っています。
撮影という仕事は、準備と偶然の掛け合わせだと感じています。
思い描いた写真を撮るためには、技術を磨き、光を理解し、レンズを選び、構図を考える。
準備を怠れば、撮れる写真の幅は広がりません。
でも、その一方で、子どもたちは大人の思い通りには動いてくれません。
だから撮影は、
コントロールできることと、
コントロールできないことのバランスなのだと思います。
「よし、どんな状況でも撮れる。」
そう思えるだけの準備をしておきながら、目の前で起きる予想外の出来事を楽しむ。
それが子ども撮影の面白さです。
今回も、もちろん思い通りにはいきませんでした。
妹ちゃんはママから離れたくなくて、抱っこや膝の上が安心できる場所。
でも、その場所なら自然と笑顔になります。
一方、お姉ちゃんはおやつに夢中。
そんな中、お母さんが
「妹ちゃんにもあげてみて。」
と声を掛けました。
すると、お姉ちゃんは当たり前のように、おやつを一つ妹ちゃんの口へ。
その姿を見た瞬間、
「ああ、この瞬間を残したい。」
そう思いました。
まだ2歳にも満たない小さなお姉ちゃん。
それでも、ちゃんと"お姉ちゃん"になっている。
きっとご家族にとっては何気ない日常の一コマ。
でも、その何気ない瞬間こそ、一年という時間が育ててくれた成長なのだと思いました。
私はすぐに望遠レンズへ持ち替えました。
二人の表情と、小さな手の動きをしっかり残したかったからです。
少しだけ立ち位置を変えて、横顔がきれいに重なる位置へ。
あとは、もう一度その瞬間が訪れることを静かに待つだけ。
写真は偶然だけでは残せません。
画角。
露出。
レンズ。
シャッターを切るタイミング。
撮影者の意図が積み重なって、一枚になります。
だからこそ、この瞬間に出会えたことが、本当にうれしかった。
笑顔だけでは語れない一年の成長。
そんな一枚になっていたら、うれしいです。
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