店舗フォトジェニック集
Photogenic
愛してるは、見える。
投稿日:2025/11/4     更新日:2025/11/4
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                                                                                                        美しい関係について考えた時
私は、希望的観測も含めそれを「愛」と定義した。
愛を細分化した時、愛は大きく分けて
「愛すること」と「愛されること」に分けられると仮定する。
自身に置き換え、愛を考えた時
私は、誰を愛し、誰に愛されているのだろうか。
瞬間に、浮かんだのがThe Givng Tree (谷川俊太郎訳)だった。
原書が好きで、私は手に取るのは圧倒的に原書が多い。
これも例外なくそうだが、やっぱり母国の言葉になっていると受け取る距離が違うような矛盾も感じる。
Giving Treeの中に、待つという言葉が出てくる。
そうか、人は、愛があるから無条件にそこに在り、待つことができるのだろう。
自身の体験に置き換えて物事を想像することが好きではないが
待つ、という体験で一番長かったものは何か考えた。
一番は、41週5日までお腹にいた息子の誕生で
二番は、来月行くと言って4ヶ月くらい連絡がなかった李社長の連絡である気がした。
(どっちかは冗談です)
無条件にそこに在り、人を待ち続けることは
そう容易いことでは無い。
撮影をする中で、私は、このような家族写真はsessionであり、therapyであると感じる。
ぬいぐるみを吹き飛ばしたり、
面白いことを次々に展開したり、
私たちは楽しみにフォーカスし、
そこに注力することが圧倒的に多い。
しかし、この撮影は違う。
抱きしめ、静かに目を閉じ、温度を感じる。
言葉は自然と出てくる。
私たちが騒ぎ立てるものじゃない。
私たちは静かにシャッターを切り、写真に収める。
出会える日を待っていたこと
感謝の気持ちでいっぱいなこと
日々の疲れと、焦燥と
それを吹き飛ばして余りあるほどの
「愛してる」が、見えるように。
Photo by:JUN
coordinate & written by:mari
 
studio:Toyokawa
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