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市川店
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とりくみ(クローズアップ)。

投稿日:2018/7/19

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今回のクローズアップ写真を撮影するまでに、クローズアップへの難しさを大きく捉えていたからか、撮影に挑むまで時間が掛かってしまいました。

 

まず、初めにクローズアップを撮影する際の被写体との距離が掴めず、どこまで近づいたらいいのか、近づいたのはいいがどのあたりでトリミングをしたらいいのか、被写体に近づきすぎることによって、光が見えなくなり、光の取入れ方がわからなくなってしまいました。

 

今回の写真に限らず、クローズアップの写真を取り組んでいきましたが、近づくのを恐れた曖昧なアップの写真であったりとか、距離の把握ができてないことで、変なトリミングになってしまったりと、改善点が多くクローズアップといわれる写真を撮影するのに時間が掛かってしまったのです。

 

 

そんな時、私がアシスタントに入らさせていただいた先輩たちの撮影では、クローズアップであろう撮影の際、これでもかというくらい、被写体の顔にカメラが寄っていました。子供たちは近づくカメラに、面白がって触ろうとしたり、覗いてみたり、逆に怖がって逃げちゃい、泣いてしまう子もいますが、それぞれのその時、その瞬間の表情が近い距離でカメラに収まることによって、被写体の表情に見る私たちが引き込まれる感覚がありました。

距離が近いので、迫力が出ますし、表情以外にも、その子の肌の質感や髪の毛まつ毛による、毛並みなど、普段見ない角度にカメラを向けることによって、その子の新たな一面を捉えることができ、クローズアップの意味を少しずつ理解しながら、また撮り方一つでここまで写真に対しての変化をもたらすことができるのだと感じました。

 

 

今回、撮影させていただいた彼女はとにかく上手で落ち着いていて、なんでもこなしてくれる子でした。七五三の撮影後のドレスだったということもあり、だんだん撮影にも慣れてきて、さまざまな表情を見ることができました。

 

4階の緑の屋根の下の撮影スペースでは、自然光というよりはLEDライトが多く使用されます。

彼女にはうつ伏せになっていただき、両腕をまげ、ひじを見ていただくよう指示をしています。左側にあるLEDライトが左に向いた彼女の顔に陰影を写しだし、右目に焦点を当てているからこそ、右目からはじまったぼかしが右頬から鼻筋に左目や左頬にかけて段階的なぼかしが入っています。

彼女が被っている女優帽のつばが写真の上側にぼかされており焦点を当て、視線を外した目に微笑みがこぼれている瞬間がなんともいえず魅力的な1枚になったと思います。

 

 

しかしまだまだ課題だらけです。

写真に対しては、実際撮りながら毎日確認し、思ったように撮れていないのならその理由は何のかを考える必要があると思います。その理由を見つけながら、修正をしていくことが大切です。

自分で改善点を見つけられるようになる為には、まず写真を構成する要素が何なのかを知り、その要素がどう変化すれば写真がどう変わるのかを理解する必要があります。どの要素をどう変えれば写真が変化するかが分かるようになれば、私自身のイメージした写真により近づくことができるのかもしれません。

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