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市川店
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誰かと作った何かをきっかけに創ったモノを見ていた者が繕った何かはいつの日か愛するものが造った何かのようだった。

投稿日:2020/4/16

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俳優、菅田将暉をご存じだろうか。

こちらのブログのタイトルに記載した長い文章は、今や映画やドラマ、CMに引っ張りだこである菅田将暉が昨年デビュー10周年を迎えた記念として作成された、本のタイトルである。

昨年までのとても濃密な10年を振り返りながら…さらには、これからの先を見据えて、菅田将暉の表現や思考、人間関係を包括する内容が存分に表されている本だ。

そんな中で太賀や二階堂ふみ、山田孝之に小栗旬など錚々たるメンバーとの対談内容が描かれおり、菅田将暉にとっては気心が知れたものもいれば、先輩後輩としての慕い慕われている関係性がリアルに表れ、菅田将暉の素顔に迫った菅田将暉としての人間を知れる本になっているように思う。

 

私が思う、菅田将暉の凄いところは、ルックスも整いすぎてはいるが、なんといっても人間性の部分ではないだろうか。俳優としての顔は、とても多彩で天才的な演技に役者としてのふり幅が広く、あらゆる役柄に当てはまりながら、妥協は許さない。そして普段の顔は、まじめでストイックで、面白さもあり...弟たちと兄弟げんかをしたことがないほど、面倒見がよく慈愛にあふれているところ。

まさに、世の女性は虜になること間違いない…パーフェクトすぎる人間ではないだろうか。

 

今回の対談で、より菅田将暉の内に迫った内容には、興味がそそるものばかりだった。

その中でも、小栗旬との対談ではお互いが役者同士でありながら、役者としての在り方を語り合い、そんな2人がこの業界としてトップに君臨する理由が、なんとなくわかるような気がした。

菅田将暉が語る…

“菅田将暉を作ることが、これからの作業であり、その作業が自分のためのモノ作りではなくて、人のためのモノ作りという視点に変わってきている”

という内容には、とても考えさせられる深い言葉だと感じた。

それは、自分が自分であることで、自分の思い通りに作り上げることができていた役柄(菅田将暉)が、逆に自分の周りにある、事務所や映画界、メディア界を通して自分だけではない人を通して作り上げられた役柄(菅田将暉)であるところに今や喜びを感じているという気づきに、私はとても刺激を受けた。

その対談では何気ない言葉であったが、私はこの言葉に菅田将暉としての人間性をさらに知ることができたように思う。決して簡単ではない世界で生きている人たちの考え方というのは、やはり話す視点や観点の次元が違いすぎて、勉強になった。

なにせ菅田将暉が、自分より年下とは思えないほどしっかりした考えには魅力的であるし、なにかと物事に対してひとつひとつ考えて生きている人の言葉は、沁みる。

ただ単に、興味本位で購入した今回の本ではあったが、菅田将暉の人間性に触れそこから得ることも多く、また、このような人に特化したドキュメンタリー系の本は読んでいて面白さを感じた。

人のリアルに迫り、人間味が溢れるところに興味を注ぎ、刺激を受けたのには間違いない。

 

ぜひとも、皆さんもご覧になっていただきたい、本のひとつである。

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