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国分寺店
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写真展”まなざし”

投稿日:2025/9/8     更新日:2025/9/8

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皆さんこんにちは。

国分寺店の山口です。

 

今回7月1日から13日でやっていた僕の個展についてお話します。

 

昨年同様、国分寺店から徒歩10分のところにある、ギャラリーカフェで写真集の発売を記念して個展を開催しました。

なので、今回の展示作品は写真集の中から8点セレクトして額装しました。

前回より展示点数を半分に減らしたので、一枚をしっかり見てもらいと思い、A1、A2、A3と大きいサイズにプリントいしました。

 

A1サイズの作品は、写真見せるというよりかは、写真を用いて空間デザインをするイメージでセレクトして設置しました。(TOP画像の作品)

なので、今回は初めての試みで、額縁からオーダーして、色は自分で塗装してこだわって作り込みました。

写真自体も、家でセットを組んで何度も実験をし、トライ&エラー繰り返して出来た写真にしました。

想像以上に完成度が高く、空間に馴染み過ぎていて、ご来場いただいた方の大半は僕の作品だと気付いていませんでした(笑)

まあ、普段出している作品とは違う雰囲気の写真だったので無理は無いですが(笑)

 

それ以外の作品は僕が普段から撮っている街中の写真たちです。

 

少し僕の作品の話をすると、結論、今回の個展のステートメント通りとなっています。

あまり自分の感情とかを写真にするのは好きではないですし、言葉にするのもあまり好きではないですが、今回はあえて自分の考えなど写真の事をステートメントとして残しました。

こちらが今回書いた僕のステートメントです。

 

 

僕の眼に何かが写りこんできた

 

それが心地よかった

 

僕の心は高揚した

 

きっと、何かに一目ぼれしたのだろう

 

僕は四角の中に写した

 

ただ、僕の眼が見たものを四角の中のどこかに隠した

 

自分の心を簡単に読み解かれるのもどかしさもあり恥ずかしさもある

 

隠れているのは物体とは限らない

 

なぜなら、僕の眼が見ることができるのは物体だけではないからだ

 

色だって見える

 

模様だって見える

 

もしかしたら、見えているけど言葉では表現できないのかもしれない

 

僕の眼は何を見て、僕の心は突き動かされたのだろう

 

でも、そこに僕の言葉は必要ない

 

結局、言葉というのは嘘も本当も形にできる不思議な存在だから

 

何かを見る時に言葉はいらない

 

自分の心がすべて教えてくれる

 

 

僕の作品は自分の感情を表現しているわけではなく、見た人の感性と感情で見てもらい、そして抱かれた感想が答えになります。

説明はコミュニケーションの一環で行ないますが、この写真はこうこうなのでこう見てくださいと自己主張するよりも、この写真の中に何が見えますかと質疑応答みたいな感じで説明していました。

 

なので、基本的には思い思いに見て下さいとご来場された方にお伝えしました。

自由な発想で見てもらうのが僕の写真にタイトルを付けます。

 

そうやって、僕の写真を見てノスタルジックな気持ちになる人もいれば、今度から通勤で通る道で色んな事探してみようとか言って下さる方々が多く、やっぱり写真っていいなと思えた写真展でした。

次も開催できるように写真を撮りまくっていきたいと思います。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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