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越谷店
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Sun and Son

投稿日:2019/1/22

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Son and  Sun

写真の彼は成人式の着物の撮影後に撮った写真だ

この時、「電車の仕事」に息子がこれから就くという話をママさんから聞いていた

私にももうすぐ2歳になる息子がおり

電車、鉄道が大好きで、毎日「でんしゃ~でんしゃ~」と朝から私の携帯を取りに来る

目的は、電車の動画をスマホで見れることを覚えてしまいそれ依頼、毎日である

私の息子の電車好きは今のところまだおさまりそうにない

成人する彼と 私の息子、 彼のお母さんと私の共通点は

電車に向かう姿の息子とそれを知る親としての共通点だ 

私と息子も彼の働く駅や電車に乗りにいくかもしれないと話していた

 

親として

時間は永遠ではない・・・

子供が育っていく日々と過ぎ去る時間をひしひしと感じる

私たち大人の動きは、反対に歳を重ねながら遅くなる一方だ

 

よちよち歩き始めた息子がいつのまにか走るように成長して成人となる

いつの間にか・・・という言葉を何度も思いながら、子供は成長していく

手を離れ、育ち、自立し、成人し、巣立っていく

それを願い育ててきた母なのだと思う

 

撮影を見守るお母さんの表情は明るくそして穏やかだった

成人する息子と、ハーフ成人の娘、兄妹の姿を温かく見守っていた

 

光:撮影終盤に突如訪れた光

私たちの所に普段は見ることが無い角度の方向から強い光が来た

その日、偶然そこに停車してあった車のミラーから来た反射光だ

彼の20代の光が訪れれば、彼の10代の光が過ぎ去るように

 

その光は、車が動いてしまえば、過ぎ去ってしまう光

また、太陽が動けば消えてしまう光

 

いい光が来た 

彼の横顔の向きを選択し髪の毛に手を伸ばす仕草の隙間に光がこもれ

ちょうど彼の手首を消し去るくらいの強い反射光が窓ガラス越しにフレアする

 

光の先は彼を照らしまぶしすぎるくらい強い

太陽と車の反射光の強い光が、窓の隙間から彼を照らした

光が照りつけ、そこに目を向ければ何もかもが眩しく、目を開けるのも困難だ

成人を迎える彼の未来を暗示するかのようだ

彼の未来が そう・・・まぶしすぎて・・・見えないように

 

彼がその日身に着けていたレザージャケットに

光の境界線に白と黒のレザーの波打つコントラストの濃淡がくっきりとし

素顔ではまだあどけなさも残る優しい表情の彼の、青年の男らしさを強調する

大人の姿に、シリアスに、男らしく、クールに、

これからを思惟する成人の横顔の姿を映し出す

 

成人は一つの岐路だ

10代の記憶に さよならを告げ 友もそれぞれに別々のゴールに向かおうとする

これからの道の先は、右なのか左なのか、光、影

 

未来が・・・見えないのは怖いことではない

強い光の方向は ただ眩しくて見えない

それだけのことだから

 

 輝く 成人 おめでとう

 

このつづきは

 

「働き汗を流す駅や電車を背景に彼の制服姿の写真を撮りたいですね」

少しその日が楽しみな話をママさんとしていました

 

その日が来たなら・・・喜んでカメラ持って向かいます

 

 

Photo by Takanori Makita

Codi by Katsu

 

 

それでは、ライフスタジオ越谷店でお待ちしております

 

 

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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