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HIPHOPな写真【写真分析】

投稿日:2022/8/21     更新日:2022/8/21

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Photo by Lisa(新横浜店)
Write  by Hagiwara Tsuyoshi

 

HIPHOPが好きだ。

高校時代、モテたいがゆえにダンスを始めたが、
踊るだけでは物足りず、HIPHOPカルチャーにのめりこんだ。

(カルチャーに関しては、本内容には無関係なので割愛させて頂く)

そんなダンサー時代、仲間たちとの共通認識があった。

それは
『HIPHOPか、HIPHOPじゃないか』

要約すると、カッコイイかカッコよくないか、なのだが若かりし頃なので、お許しいただきたい(笑)

そして写真にのめりこんでいる今。

ダンサー時代のあの頃と同じく、
写真を撮るだけでは、物足りず写真というカルチャーにのめりこんでいると言える。

そこで通らざるをえないのが、『フィルム写真』

フィルムこそ写真だ!!という横暴論者もいるみたいだが、

平成元年生まれの私は、ものごころついた時にはカラー写真が当たり前にあり、
モノクロ写真は古いものという認識であった。

持論ではあるが、デジタルで撮ったモノクロ写真は
シンプルに見せたいものを引き立たせる表現方法のひとつと考えている。

そんな中、自分ではない誰かが撮った写真を分析するという機会を与えてもらった。

写真オリンピックのレジェンド級のカメラマンが撮影した数100枚の写真の中から、1枚を選ぶ。

この写真を見たとき、『HIPHOPやなぁ』と思った。

カラーを採り入れた写真という定義から、あえてモノクロという表現を選んだカメラマン。

そして、自分の中のモノクロ写真からかけ離れた写真なのだ。

だが、この写真。

見れば見るほど『うむうむ』と唸ってしまうほど、うまく構成されている。

窓から差す自然光を使っていることから、
多分、恐らく、絶対、
『ここの光めっちゃ良いやーん』と、その場で構成された写真なのではないだろうか。

●窓から差す光を中央に置き、明暗のフレームを作っている
●頬の部分を画面の中で一番明るく白飛びさせることにより被写体を引き立たせている
●明るい部分の一番近くに被写体の目があり、目を強調している。

そして、感性を抑え、上記の●で伝えた理性でシャッターを押したカメラマンもすごい。

感性と理性で撮影するということは意外と難しいのだ。

『この写真めちゃ良いよ!!!』

感性くんが叫ぶ。

『いやいや、待て待て。本当にそうか?』

理性さんが抑える。


感性と理性のコントロールできている
HIPHOPなカメラマンに敬意を表したい。
いつかお会いできること楽しみにしています。
そして、答え合わせをさせてください。

 

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