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大阪1号店
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Photo-ブルックリン

投稿日:2019/12/22

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大阪店の光の変化を探して、2か月。

 

11月の終わりの昼下がり、秋の温かい光を見つけました。

 

 

 

「ブルックリン」と名付けられている、このインテリアは、

ほぼ壁全面にレンガ施され、温かみのある茶色の小物たちで構成されている。

日中は光が窓前面から降り注ぐように入ってきて、

部屋全体を温かな光が包んでいく。

 

 

夏場は太陽が高い為、光が部屋の奥まで伸びることはなかった。

この時期だからこその、壁を伝うように、部屋の奥まで入り込んでくる光は、

インテリアの持つイメージにピッタリだ。

 

 

 

[ブルックリン](2015)という映画があります。

 

アメリカのニューヨークにあるブルックリン区へ移民してきたアイルランドの少女のお話です。

 

閉鎖的な田舎町と華やかな大都会で揺れ動きながらも、成長していく姿が描かれています。この映画は、性別を問わず、地方出身者であれば、「あるある」と共感できるポイントが沢山登場します。都会へのあこがれはもちろん、孤独だからこその自由と不安、慣れない仕事や人間関係に一歩を踏み出す勇気、その過程で「自分の夢は?」「将来は?」と気持ちが揺れ動く姿が丁寧に描かれています。派手な映画ではないですが、「自分の居場所」を見つめなおすきっかけになる映画です。

私は、ライフスタジオに入社し7年が経ちました。福井県から上京し、埼玉県、茨城県と転々と引っ越し、現在大阪へ来ました。新たな店舗で、新たな環境で、私に何ができるのか、何がしたいのか考える毎日です。そんな私も、この映画の主人公に共感できる一人でした。

 

 

 

被写体の手に持たれた緑の花は田舎町をイメージしています。都会にたたずむ少女は故郷を思い、再び前を向き進んでいく意思の表れでもあります。

洗練された華やかな洋服をまとい、ブルックリンという街並みにたたずむ被写体の後ろには、大きな旅行カバンが置いてあります。大都会で新たなスタートラインに立ったという環境の変化を表しており、カバンの大きさからわかるのは、簡単に田舎に戻ることはない荷物の量が、中に入っていると想像できます。

秋の温かな光に包まれた被写体は、その光をまとう様に、透け感のある衣装を着ています。そして、その光をより演出するために、手前に透け感のあるぼかしが入れました。街角でたたずむ少女をそっと見守るように。

窓辺に置かれたランプ2つは、奥行きを出すためもありますが、こちらも温かな光が引き立つようにガラス製のものを置いています。

 

 

 

 

大阪1号店が再スタートして、

沢山の方にお力添えを頂き、

日々成長させて頂いております。

 

 

この温かな光は、彼女を支えて見守ってくれている多くの人たちの温かさなのかもしれません。

 

 

 

 

photo:iku/coordi:mami
132513

 

 

 

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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