Shinyokohama photo

photo&write by Lisa

coordi by Arisa

 

窓を開けると、桜が見えました。

 

新横浜店の裏には川が流れているのですが、

そこが桜並木になっていること、この時期になって知りました。

 

普段は緑が生い茂っている背景がピンク色になっていて一際目を引きます。

 

桜を美しいと思うのは

「春」を感じれるからではないでしょうか。

 

春はたくさんの出会いと別れがあるように、

日本人にとっては節目の季節であると思います。

 

寒さ厳しい冬の終わりを告げるかのような桜。

新たな楽しいことが訪れるのでは、ワクワクする気持ちを与えてくれます。

 

この日はよく晴れていました。

入学記念の撮影。

 

道路を渡っての移動ですが、安全が確保出来るであろう年齢の子供たちだったことから、外での撮影を提案しました。

 

走ったり、休憩したり、落ちてる花びらを拾って投げあったり。

 

最初は少し緊張気味の子供たちも、次第にリラックスして私たちにも心を開いてくれるようになりました。

 

入学する子にとっては、これから新たな出会いが待っていますが、今しかないこの時を楽しんで欲しいと、緑の葉が付き始めた桜の木を見ながら思いました。

 

桜に伸ばす14歳、12歳、10歳の手。

 

この身長差もまた変わっていくのでしょう。

 

桜がすぐに散ってしまうように、子供もあっという間に成長してしまいます。

 

目指すべきものに自ら手を伸ばし、

時には、人に手を差し伸べられる人に成長して欲しいと思います。

 

私が偉そうなことを言える人間ではないかもしれませんが、こうした形で思いを込めて新生活にエールを送ります。

 

入学おめでとう！