-誕生日-

1年に一回訪れる、特別な日。

 

こどもの頃はプレゼントが貰える待ちに待った楽しみな日。

そんな記憶があります。

大きくなってくると好みも出てきて、これが良い！これ誕生日プレゼントにしてって頼んでいたなと懐かしくなります。

でも、最初のうちはパパママが我が子のために一生懸命悩み選んでくれたプレゼントで、

それがとっても嬉しくて、ずっと遊んでいていつの間にか大きくなって使えなくなってしまう、そんな一瞬の物なのだと思います。

 

 

主役は彼と誕生日にプレゼントしてもらった黄色いストライダー。

待っていましたと言わんばかりにストライダーに跨がり、気にせずぐんぐん進んで行く。

こちらの静止の声も届かず、嬉しさと楽しさも乗せて自分だけの世界に入り、自分だけの道を走っていく。

 

方向転換もお手の物で前のタイヤをぐっと持ち上げ華麗に向きを変えて、好きなように気の向くままに進む。

そんな自由な彼。

成長とともにペダルのついた三輪車、自転車へと変わっていき、この黄色いストライダーにも乗らなくなるだろう。

でもそれまでははじめての相棒と一緒に、好きなように気の向くままに乗り回してほしいですね。

 

 

 

天気が良い日、後ろの窓から日の差し込む自然光で撮影した1枚です。

彼が大きくなった時、こんなに乗り回していたストライダーがあったこと、パパママからもらったプレゼントで目一杯楽しんでいたことを思い出してくれたらいいなと思います。

 

photo&write ： macchi

coordi ：shimachan