今回ご来店いただいたご家族は、ママさんがとっても素敵で上手なお写真をインスタにアップされているご家族でした。ママさんのインスタを拝見させていただいたときの第一声は「めっちゃ上手い！！！」でした（笑）

 

このご家族のカメラマンを担当させていただくにあたり、私は考えました。

「なぜ、自分でも素敵な写真が残せるのに予約をくださっているのか」

 

その理由はきっと、新横浜店ならではの着物を着ること、自宅や野外では撮ることの出来ない作られた空間で写真が撮れること、自分以外の人に写真を撮ってもらうこと、そして家族写真が撮れること。

他にもなにか理由はあるのかもしれません。ですが、思いついた中で私にできることは「私にしか撮れない写真を撮ること」「家族写真を残すこと」だと思いました。

 

今回の家族写真のお衣装はご家族みんなで作られたTシャツ！そして、その時に作った、小物もお持ち込みくださっていました。

家族写真撮影までの間でどんなのを撮ろうかな～！とずっと考えていましたが、撮影前に「楽しそうな写真にしてください！」とお伝えいただいていたのと、それまでのご家族の会話や雰囲気から家族が“自然な姿であること”を大切にしたいと思っていました。

 

場所は持ってきてくれた小物やTシャツが映えるように白い背景で。

アシスタントをしてくれたキキちゃんにガーランドの飾り付けをお願いして、ベンチを置きました。ベンチの温かみがある木の質感を写真に入れたかったからです。

私がこの写真を撮るまでにかけた言葉は

「みんなでベンチで撮りましょう！」

「パパのことツンツンして～！！」

たった2言でした。それ以外は見ているだけ。これ以上言葉を発してはいけないと思いました（笑）

 

ポーズをつけることの重要性、笑顔を引き出す言葉数

家族の形や関係性によって変わってくるのだと直感的に再確認した瞬間でした。

 

これからも私だけの視点で、第三者だからこそ表すことのできる家族のカタチをもっと“らしく”残したい。そう思いました。

 

 

ちなみに、ママver.もあります（笑）