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Izumi Saito
湘南店

齋藤いずみ

(いーちゃん)

植物を育てるBeach styleが好きな雑誌狂(GISELe . NAVYS . CLUÈL . HONEY . Sandy magazine)
動物愛好家

はたらく -湘南キネマ考察日記-

投稿日:2022/5/30     更新日:2022/6/5

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ライフストーリーにある通り、先日、湘南店のみんなで ”かぐやびより” 

という湘南店がある小田急江ノ島線 善行駅からほど近い

【NPO法人さんわーくかぐや】が舞台のドキュメンタリー映画を観に行ってきました!

 

さんわーくかぐやは障がい(知的・身体・精神)を抱えた方々が社会参加、自立支援、日常生活能力等の向上を目的に創作・生産活動を行っています。

 

こんな感じに描くと、福祉のとっつきにくさがありますよね。

簡単に言うと、みんなで働きながら支え合って生きていくことを目指しています。

ただ、ここにたどり着くまで、人が人として生きることを否定されながら

傷つき、強く生きてきた人もいます。それはまだ、”障がい”が”普通”ではないから。

歴史的にはつい最近まで、

(障がい者は外に出てはいけない、みんなに知られてはいけない。

普通じゃないから。家族に障がい者がいることは秘密に。どんな目で見られるか。。)

こんな考えから、家族というコミュニティから排除され、社会からも汚い、話が通じない、何もできないと排除され、光をあててはならないと暗いところに閉じ込められてきました。

 

ここ数十年でやっと、差別という言葉を失くす働き、ジェンダーレスという言葉がメディアでも取り上げられるようになり、

障がい者の番組が放送されるようになったり、だんだんと隔たる壁が低く、発達障害に対しても理解が少しずつ浸透しつつある世の中になってきました。

(社会に何か新しい考えや、理解を浸透させることには10年はかかると言われています。しかも、すべてではない。一部。)

 

彼らはそんな背景を背負いながら、懸命に普通に生きようとしています。

私も、綺麗な服・家で過ごせるように洗濯したり、掃除したり、仕事して、やりたいこともやって、社会人として自分の普通を普通であるように、どうにかこうにか毎日を過ごしているので、同じですね。

そもそも、普通、普通じゃないって何なんでしょうね。言われなければ気づけないことだって視点が違うからあるでしょうよ。

人にはそれぞれの理由があって、性格があって、家族・環境があって色んな道を歩んできているのに。

話しが飛びましたが、かぐやの生活はそのすべてがギュッと詰まっていました。

かぐやでみんながはたらく姿は、人がはたらくということ、暮らすということの原風景でした。そこには生きる強さとともにうつくしさもある。

 

私自身、B型作業所と言われる、かぐやと同じような施設で働いていました。

そこでの自身の4年を凝縮したような2時間。

やはり、そこにいる人たちもうつくしく強くたくましいのです。

その分、人の本質を見破る事は彼らの方が得意かもしれません。

障がい者だから通じない、分からないなんてことは無く、

こちらの言葉に乘った感情を察知するのは、大得意。そのアンテナは誰よりも高く、敏感です。それが自分を傷つけてしまい、精神を病んでしまう知的障害の方も多いくらい。

みんなと向き合い、日々奮闘するスタッフは一人一人の人生を豊かにするために考え、他の職種と連携してサポートしています。

はたらきたくないよ~とゴロゴロしてしまう利用者さんを職員がはっぱをかけたり、

利用者さん同士で誰と誰が仲良いとか悪いとか、誰かがまたあんなこやってる~とか、また踊ってる、、、!とか(笑)

 

日々ってそうですよね。

 

みんなが障がいという個性を抱えているから、なんだか面白いんです。

個性が煮詰まっていてい濃い(笑)

 

この人は、そう言ったら、そう反応するよね、とか、こういう人はどこにでもいるんだな~とか。

一人一人の個性がクローズアップされると

思わず、クスッとしてしまいました。

正に、人はみな愛おしい。

まるで、社会の縮図の様でした。だからこそ、彼らにとってそんな風に家族・自分以外と関わり、

仲間を作れる、かぐやのような場所が必要なのですね。

難しい事もあるけど、何年もかかって何度も繰り返しながら、そこから学び成長して段々と周りの人と自分に折り合いをつけていく。

それを障がい者施設ではない、通常の職場でもできるようになることを視野に入れつつ、社会もかぐやも動いています。

仕事をするということは限りある時間の中で、ミッションがつきもの。

その中で同じことを繰り返しながらその人だけに重きを置くことは当然、難しいことです。

たくさんの意見があるのも職場であり、課題もあります。でも、障がい者雇用に向けて動き出したことが大きな一歩を踏み始めた証なのかも。と思ったり。

障がいというある種のレッテルに引っ張られず、目の前の個人と向き合える人が増えて欲しい。

また、自分もそうでありたいと思いました。

人だから、先入観を持ちがちで、突然怒り出した!突然、ジャンプ始めた!なんてこともあるけど、そこには必ずきっかけがある。これはスタジオにくる子供たちに対しても誰に対しても同じかもしれないですね。


知って欲しいこと、感じたことが多く話しがなが~くまとまりが無くなってきましたが、

人ははたらくことで、たくさんの学びと人との繋がりをもたらしてくれます。

はたらくことで幸せもある。

だからこそ、難しいことや課題をクリアしていけるのかもしれませんね。

何よりも、生きる強さをつけねば。

 

作業所製品のクオリティが凄い!

施設で手作りと聞くと、ハンドメイドらしいちょっと素朴なものも思い浮かびますが、

全然、、、!!!とっても可愛い雑貨もあります。利用者さんのみんなは製品を

売り上げたものをお給料として、福祉制度を利用しつつも自分で働きながら暮らしています。

私たちも、映画の帰りにかぐやの雑貨を購入して帰って来ました^^

障がいの程度関係なく、生きる価値の無い人なんていない。

みんなちゃんと人間です。

 

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