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写真って。

投稿日:2020/9/30

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私は入社するまでカメラや本格的な写真に触れてくることはありませんでした。

写真は携帯で残す程度。

それもいい写真を残すというよりは、その時どこで誰と何をしたのか。

そういう自分だけがわかる思い出を残すための記録でした。

 

お仕事で写真を提供する側になり、どうしたらいい写真を撮る環境を整えることが出来るのか、コーディネーターという視点からいい写真の定義を考えながら過ごしてきました。

 

そして現在カメラマンになるべく、研修を受けています。

その研修で最初に行われたのが、写真そのものの意味についてでした。

成長と思い出の記録

目の前に見えている事実を写す記録であり、

そこに付随するその時の思い出をも記録するものなのだと。

技術だけが高ければいいものではない。

楽しいだけなら誰でも撮れる。

成長の過程を楽しかった思い出と一緒に記録する。

その両方が必要なのだと感じました。

あ、なんだ今まで自分で大事にしていた写真って間違ってはいなかったんだな。

そう思いました。

 

そして最初は、写真にとって技術面で大事なものを考えた時、光が最も重要だと。

自分がどんな写真が好きなのか。自然光たっぷりの明るい写真なのか、限られた光で陰影のある写真なのか。

そしてその写真の明るさを決定するのが「露出」

携帯で撮影するのにも触れることがあったので露出という言葉自体やなんとなくの意味合いは知っていたつもりでしたが、カメラを触り撮影する上でこの露出で適正を導き出すのがとても重要でした。

 

導き出す方法は、

「ISO感度」「F値」「シャッタースピード」

この3つのバランスを見ながら決定していきます。

ISO感度の数値が高ければ明るいが、写真にざらつきが生じる。

F値の数値が小さければ明るくボケ感も強く出るが、ピントを合わせる範囲が小さくなるのでピンを合わせるのが難しくなる。

シャッタースピードの数値が小さければ明るく撮れるが、速く動く被写体や手ブレに弱くなる。

そういったメリットデメリットのバランスを見つつ撮りたいものを考えながら理想の露出を導きます。

 

今回は一旦、「適正露出」を「自分の気持ちのいい露出」と定義して取り組んだ課題が「自分の気持ちのいい露出はどのレベルなのか、同じ場所で露出の違う写真を撮る」こと。

自分の好きな写真、気持ちのいい露出は基本明るめだと自覚がありました。

ただ今回は撮影対象が白くまだったことやインテリアのコンセプトがしっかり伝わる必要があるバースデーブースでの撮影を選択しました。

その時に白くまやバースデーブースが白飛びしてしまってはここでの思い出が曖昧になり勿体無いと感じました。

そのため今回の課題で提出したのは、それらの要素が白飛びしない程度に明るい写真を適正露出としました。

 

今回この課題を行なって、今までなんとなく明るい方が好きだなと感じるままに明るくしていたところを、少し考えて、なぜこの明るさがいいのかということを意識しながら撮影することが出来たのではないかと思います。

 

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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