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美しさ

投稿日:2023/2/5

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coordi by Fumiya miyazaki

photo&Write by Tatsuhito goto

ライフスタジオらしい写真とは?

最近の私はフォトジェニックを取ることに執着しすぎていたように感じます。

簡単に言うとフォトジェニックを取ることが目的になってしまい、目の前の子どもとの撮影だったりが手段になってしまっていたなと思います。

私はこれは良くないことだと思います。目的は目の前の子どもの美しい瞬間や今しか残せない可愛らしい瞬間を写真に残すことであるべきだし、カメラや前ボケなどの要素や空間づくりは良い写真を撮るための手段であって然るべきだと考えます。

これはライフスタジオの写真の定義にもありますね。

「美しさを表現する」

人は誰しも己の美しさを持っています。
撮影者の本当の能力は人の心と体を動かすこと。
ライフスタジオでは自分でも気付いてない美しさをも引き出します。

 

これらの基準を再度確認したうえでライフスタジオらしい写真とは?と考えると沢山ありますが、私は一つ被写体が生きている写真だと考えました。

 

そして写真の彼は超が付くほどのお利口さんでした。

こちらの遊びの提案すべてに乗っかってくれました。

普通の時は結構おっとりした雰囲気ですが撮影になるとノリノリで

なんなら自分のカッコイイと思うポージングをいきなり見せてくれちゃうぐらいでした(笑)

ちなみに本人提案のポージングはこちら。

いや、かっこよ!!

でもどこか可愛い感じで、、

とっても魅力的な子。

 

そして考えました。

この完璧で可愛らしい男の子の美しい部分、家族でさえも普段見れないような特別で美しい瞬間はどこだろう?と。

考えてもわからん!撮影で探すことにしました。

美しさを表現するのであればやはりスマートな感じがいいなぁ、だったり自然な感じは不可欠だよなぁとか考えながら、

私は彼に一つお願いをしました。

『ポケットにアンパンマンシールついてるから取って取って~』と。

このしぐさ誘導でなんかエレガントに動いてくれるかな?と考えての声掛けでした。

次の瞬間、自分は心の底から

あ、美しい。

という気持ちが溢れてきました。

気づいたときにはシャッターを切っていました。

ポケットを見ようとする彼はスマートさと自然さを兼ね、私にはとても美しく見えました。

そして普段はおっとりした可愛い彼だからこそのギャップ。

 

自分なりに彼と向き合い、目的の矢印を彼に向けその目的のために様々な手段を適切に使うことが出来たから生まれた一枚なのかな?と考えます。

この写真がライフスタジオらしいのかは自分には分かりませんが、確かに写真の中の彼は生きていると思います。

 

これからも何十人、何百人の人と向き合いその人の美しい部分を写真に残せるカメラマンになりたいです。

 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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