Photogenic


所沢店
scrollable

写真の外側。

投稿日:2024/8/21     更新日:2024/8/22

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coordi by Kurumi matsuda

photo&Write by Tatsuhito goto

 

撮影において赤ちゃんの動きを完璧に予測できる人はほとんどいないと思います。

ある程度の誘導はできますが本能で動いている彼らを制御するのはとても難しいです、

それにこちらの思い通りに制御しようとしてもその先で、その子らしい可愛い動きが出ることは少ないと思います。

なので大事なのは事前準備。

赤ちゃん撮影において、綺麗な写真を撮るために必要なのは9割の事前準備と1割の運。

私はそう思います。

この1割の運を逃さずにしっかりとつかめるかどうか。

そのためにどれほどの予測と準備が出来ているか。

赤ちゃんに限らず自由に動く子を撮るときの自分の頭の中は、

ここからここまでの範囲ならどんなに動いてもある程度この画角で撮る!撮れる!

だからその範囲の中で自由に動いていいよ!

むしろ動いてくれ!

そう思っています(笑)

こんなが動き出たら可愛いな~とか、希望も含んだある程度の動きの予測をしています。

そしてこの準備に合わせて運を引っ張ってきてくれるのがコーディネーターの存在だと思います。

今回は、本来の位置から前に出てきた赤ちゃんに対して自分は全然大丈夫だよ~と声を掛けました。

そして一言、くるみんから呼んであげてほしい!お願いしました。

そうするとコーディネーターのくるみんはシャボン玉を使ってこの子の気を引いてくれました。

その瞬間、見慣れないシャボン玉を見ていままでになかった表情をする赤ちゃん。

とても可愛い瞬間を引き出してくれました。

本当にいつも思います。撮影はコーディネーター無しじゃ成り立たないなと。

 

私はこの写真が好きです。画角が整理されていて、なおかつ、赤ちゃんの良い仕草が出ている、世界観もある。

 

でもこの写真を撮るためにはこの子と、くるみんとその場のみんながいなければ撮れなかったと思います。

 

みんなが協力してくれて、くるみんがカメラマンの意図を組んで動いてくれて、だから自分は画角整理やシャッターを切る準備ができる。

 

みんなじゃなきゃ撮れない写真。

 

みんなだから撮れた写真。

 

自分はそんな写真が大好きです。

 

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