Photogenic
所沢店
それぞれのきもち
投稿日:2025/11/7
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Photo&Write by yoko
Coordinator by Goto
はじめましては2017年、3人家族。
気付けば今年で8年目のお付き合い、7人家族。
毎年撮る家族写真は人数が変われば形が変わる。
子供同士の関係性は心の成長とともに変わっていく。
子供たちの私への関わり方も、少しずつ変わっていく。
長年ご一緒している私としてはそれが本当におもしろくて、嬉しくて、少し寂しい。
聞き分けがよくなってくるのは非常に助かるけれども、スムーズに撮影が進む嬉しさと寂しさはなんとも形容しがたいもどかしさがあるものです。
大人数の家族写真を撮る際に私が気を配るのは「並び」「形」「トリミング」、そして「触れ合っていること」です。
並びについてはその家族の関係性(もちろん身長や年齢も)を加味して配置を考えます。
人数が多いからこそ、違和感なく綺麗に見せることが大切です。
以前別の写真分析にも書いたことがありますが、私が何より大切にしているのは「人と人が触れ合っていること」、もっといえば「繋がっていること」です。
もちろん意図的に離すこともありますが、今回の写真の場合は非常に重要な要素でした。
言ってしまえばただ手を繋いでいる、ただ肩を組んでいるだけではありますが、その意味を撮影者が理解したうえで行うことが大切なことなのだと私は思っています。
お洋服はみんな違う服。それぞれが好きな服を着る。それでいいじゃない。その時の好きがあっていいじゃない。
パパだけ大好きなジャイアンツTシャツを着ていてもいいじゃない。
それを止めない(止められない)ママと撮影者の変わらない関係性が映し出されているとも考えられるじゃない。笑
みんながカメラマンの声を聞いて三男くんを見ている中で、末っ子ちゃんとパパだけが見つめ合って自分たちの世界にいたっていいじゃない。
ステージは撮影者が作ります。
あとは、自由に。それが家族の形。
決められた美しさ、決められた正解はあるようでないもの。
整えて、そのときの美しい一瞬をとらえるのが私の役目です。
大好きなご家族の、今の関係性が表されたこの1枚。
きっと来年には、またこの時とは違う美しさがあるのでしょう。
それが私は楽しみでもあり、寂しくもあり、この感情を嬉しく思うのです。
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