Photogenic
千葉フォレスト店
前ボケ
投稿日:2025/7/15     更新日:2025/7/15
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写真とは3次元のものをカメラで撮ることにより2次元として平面に写しだされます。例えば子どもがカメラに向かってパンチしている写真を撮ったとすると3次元で見ると立体的に見え、子どもがパンチしているのがはっきりと目に見えます。しかし2次元の写真として見たときにはパンチしている手が身体と重なっているように見え、立体的には写りだされません。平面な写真にも撮り方や求める写真によって良い写真にもなるかと思いますが、平面な写真には奥行きや立体感が見えにくく リアル感を感じることができないと思います。
写真を撮る理由は皆それぞれあるかと思いますが、フォトスタジオの写真で考えると子どもの成長、その時期だけの美しい姿を残すためという理由が一般的だと思います。リアル感のある写真とはわたしが思うに立体的で奥行きや深みのある写真です。
立体的で奥行きや深みのある写真には被写体をより際立たせ、その写真の主人公にしてくれます。私たちの役割とは子どもたちや被写体を写真の中で際立たせ、主人公にして何よりもその被写体の1番美しい姿を写真として残すことだと思います。その為に私はこれからも経験を重ね、写真に対して学び続けていく必要があります。
またこの写真についてはリアル感を感じられるよう、また立体的に見えるように背景にある緑の葉っぱ、葉っぱの前ボケ、そして彼女の持っている葉っぱによって形成されています。彼女に葉っぱを持ってもらった理由には立体感や奥行きを作ると理由もありますが、その他に葉っぱを持っている手が写真の中に入ることで動きのある写真になるからです。また彼女の目線の先には彼女の家族がいます。彼女が家族を見ている目はとてもリラックスしていて優しく、自然な笑顔が溢れています。そんな彼女の自然な姿を美しい形で残したく、この写真を撮りました。
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LIFE studio Chiba Forest
write:Luna Ichikawa
photo:Luna Ichikawa
coordi:Kazuki Kawashima
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