最近読んだ文章の中に？！とヒットした言葉がありました。

 

「人間は自分が聞きたいもの、見たいもの、自分に都合の良いことにしか心を開かないといいます。」

 

いろんな良い文章がたくさんある中、この一文に、そうそう！！と、なぜか、食いついたのです。

多分私自身がこう言う姿勢であった時が長くあり、今でもやはり抜けれないジレンマの中にあるからだ。と一瞬で感じました。

人の意見を聞いているようで、結局聞いていなかったり。無視しているつもりもないのに、結果、無視していたような事態になったり。まあ、そんなに多くはないですが、私や、いろんな人々見ていると、面白いくらいに、この言葉がしっくりくるのです。

 

良い意味も、良くない意味もあるなと感じ、考えさせられた瞬間でした。

 

ただ逆に、人間がもし、全てを聞き入れ、受け入れていったら、きっとすごく疲れる人生を送っていたのではないか？そう思います。人間は、良くできていて、きちんと聞いたり、見たりしながらも、自分の中で、判断し、良し悪しを決めることができる。全てをただ受け入れていたら、発狂してしまうのではないか。人間は、自分勝手で、自己中心に動いているように見えることが多いけれど、こんな人間であるのにも、全て人間が人として生きて行く上で、必要なように、作られている。と、実感します。

 

人間は考えるという行為ができるから、やっぱり素晴らしいなって思うのです。