人々は結婚の意味についてこのように話します。

 

[恋愛はお互いを見つめているのであり、結婚は同じ方向を向いていこうという約束だ]。

 

恋愛は、同じ方向を見ている人なのかという事を、確認する過程であるため、その人の事を見ます。

結婚し、その人だけを見ていたら、限りなく辛くなります。

同じ方向を見るということは、信念に値します。

その信念が指している道を共に歩んでいく事が、結婚という形式を決定する理由になります。

 

信念を持つというのは簡単なことではありません。

私、あなた、私たちを構成している世界を自ら構成し、その規定によって、

世の中を判断し、より良い人生に対する行動までを必要とします。

この世の中に、このように信念を持った人はどれくらいいるでしょうか？

だから、結婚は約束なのだと思います。

その約束に対する信頼を確保するために多くの時間とエネルギーを消費します。

[果たして、この人と一生涯手を取り合い歩んでいく事ができるだろうか？]

という質問に対する明確な答えを出す事ができないため、結婚とは、可能性に対する意志なのです。

 

その人の過去を聞き、現在を見て、未来を予測することで可能性を高めます。

そのため、結婚は始まりなのです。

希望に満ち溢れた未来に対する可能性、その可能性を現実にするための意志、その意志を固める約束。。。

 

こんな論理展開をしている私に対して周りの人々はこういいます。

 

[だから未だに結婚できないんだよ。。。]と。