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8月のクリスマス子供で賞 優秀作品受賞おめでとうございます。

投稿日:2019/10/28

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今年から8月のクリスマスで行われている写真のコンテストで、受賞者様にメッセージをいくつか書かせて頂いています。

今回は子供の写真部門の優秀作品にコメントを書かせて頂きました。写真に対して文章を書くことは、その1枚を集中して、見つめることになります。
そうすると、カメラを向けている人の愛や視線、想いが同じように見えてくるような気がします。本人ではないのでその伝わってくる想いは全く、フォトグラファーが思い描いていた世界とは違うかもしれませんが,,,勝手な私の視点から、フォトグラファーさんたちの世界を想像するのが好きです。

人が撮る写真も、その人が使う言葉や、その人が書く文章と同じで、その人自身が表れるように思います。その時撮る写真は、その人を映し出す鏡かもしれません。
なぜその瞬間が美しく思えたのか、なぜその瞬間をカメラにおさめたいと思ったのか、それを考えているとフォトグラファーさんがどんな人なのか見えてくるような気がします。

今回書かせて頂いた文章を載せさせていただきます。

 

子供で賞 優秀作品 @grape__squash 様


いつもあどけなさや可愛らしさが見られることが多いのがこの子供の部門ですが、この写真は今までの写真とは大きく異なります。

この写真は子供だからではなく、子供から大人までに共通して美しさを表現することが出来るような、その年齢が持つ体の特徴や美しさを最低限の構成要素で最大限に表現されています。

年齢によって表現方法を変えるのではなく、どこか万人に共通して、その人自身の今をきちんと記録し、人の「人体の美しさ」、そして「成長」を言う言葉が強く伝わってきます。

インパクトのある写真は「瞳」によって作られることが多いですが、この写真が着目しているのは後ろ姿(背中)です。シンプルな背景、何もまとわない被写体の背中、骨格が生み出す美しさ、年齢による肌の柔らかさや丸み、陰影が作る無の中に存在する淡くも濃くもあるラインやグラデーション。人間本来の美しさをとても魅力的に表現していると思います。

この年代にしか、表れない人間の特徴。大人になるとより骨格も男性らしさが出てきます。「今でしかないこの姿を、残す」、これからも彼の成長する過程を同じ角度、同じ環境で撮影し続けてほしいと感じざるにはいられない写真でした。

これから大人に向かって成長していくように、この写真に写る男の子も一歩前に踏み出していきそうな骨の動きが感じられます。シンプルだからこそ、人間本来の美しさに目がいき、魅力的だなと強烈に思わせてくれる1枚でした。

子供の部門優秀賞おめでとうございます。

8月のクリスマス

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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