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8月のクリスマス子供で賞 優秀作品受賞おめでとうございます。

投稿日:2020/1/23

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8月のクリスマスで行われている写真のコンテストで、受賞者様にメッセージをいくつか書かせて頂いています。
子供の写真部門の優秀作品にコメントを書かせて頂いた文章を載せさせていただきます。
 

子供で賞 優秀作品@satoshi1020


夕日に照らされる二人のシルエットがとても可愛らしく、この瞬間の2人の様子を想像してしまいます。上下二分割で上には光の世界をメインで、そして下の部分は道路や影の世界をメインで占められていて、とてもバランスが良い1枚のように思います。

二人のポーズがシンクロしているのですが、その姿がまさにフォトグラファーさんのおっしゃる通り、小鳥のようで、キュンとしてしまいます。二人の表情ははっきりとは見えませんが、顔の角度や雰囲気から、表情が鮮明に見えるような気がする写真です。

姉と弟の身長の差、それは目線の高さの違いを生み出しますが、弟がうぅーんとおねいちゃんに顔を見せる様子、そしてそれを高い視点から見るお姉ちゃんの様子も、とてもこの時期の姉と弟らしい感じがして、自分の幼き頃の兄弟でのやりとりを思い出してしまいます。そんな可愛い二人のシルエットの両サイドに立つ看板のシルエットもマルやバツや四角の形をしていて、またそれも全体的に可愛らしさを演出してくれているように感じさせてくれます。

秋や冬の時期の夕日の色、そこに二人が存在することで可愛いストーリーを生み出してくれます。とても素敵な兄弟の写真。芸術的だけど二人らしい写真。子供で賞、優秀賞受賞おめでとうございます。

 


写真に対して文章を書くことは、その1枚を集中して、見つめることになります。
そうすると、カメラを向けている人の愛や視線、想いが同じように見えてくるような気がします。本人ではないのでその伝わってくる想いは全く、フォトグラファーが思い描いていた世界とは違うかもしれませんが,,,勝手な私の視点から、フォトグラファーさんたちの世界を想像するのが好きです。人が撮る写真も、その人が使う言葉や、その人が書く文章と同じで、その人自身が表れるように思います。その時撮る写真は、その人を映し出す鏡かもしれません。
なぜその瞬間が美しく思えたのか、なぜその瞬間をカメラにおさめたいと思ったのか、それを考えているとフォトグラファーさんがどんな人なのか見えてくるような気がします。

 

8月のクリスマス

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