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9年前に解散したバンド・plenty、再始動の瞬間に立ち会った。「plenty re:birth」@LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
投稿日:2026/7/28     更新日:2026/7/28
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今でもはっきりと覚えている。
僕がライフスタジオに入社した年。
7年前、2019年の夏。
当時は映像でも音楽でもなんでも、サブスクというのが今ほど一般的ではなかったような記憶だ。
音楽は特に、この頃くらいから一般的になり始めた感覚で、
その後コロナ禍もあり、サブスクが様々なサービスで拡大したっけ。
僕はというと、大学生の頃から友達とhuluとかを見ていて、「サブスク」という括りだけで言えば当時からどっぷりである。
音楽の場合は、CDをTSUTAYAで借りてきた世代でもあるし、好きなアーティストのCDは絶対に買う。(いまだに)
でも、「事足りている。」「不要だ。」という感覚が崩れたのは、この2019年。
特定のアーティストを強く好む傾向がある僕ではあるが、
もともとミュージカルが好きだったり、まだ年パスがあったディズニーに通っていた頃も、シンガーさんの生歌演出があるショーは胸を熱くしながら楽しんでいた。
そもそも、音楽が好きなんだと思う。
だからこそ、今まで「聴きたい」ではなく、
『聴いてみたい』で止まっていたアーティストを定額で漁ることができるという魅力に気付いたのである。
音楽サブスクに入ってみると、「今までなぜ利用しなかったのか」と思った。
おそらく、同じ気持ちになった方も多いのではないだろうか?
なんでも聴けるし、流行りも分かるし、
気になっていたアーティストを覗いてみると、「はじめての○○」とか、何から聴いたら良いのか分かるように作られている。
そして極めつけは、『あなたにオススメのアーティスト』。
ずっと、こういうのが欲しかった。と頭の中で興奮した。
2019年夏のとある日、バナナさんに、こんなお願いをされた。
「横浜青葉店で知人を撮影することになった。アシスタントとして手伝ってくれないか。」
他店舗で撮影をする経験にもなるし。と、
僕が横浜青葉店に向かっていた日のことだった。
電車の中、サブスクにおすすめされて出会ったのが、plentyというバンドだった。
ものすごく引き込まれてしまった。
この日、往路も復路もこの曲だけをずっと聴いていた。
そのくらい、「出会ってしまった」という衝動のまま、plentyについて調べてみると、
Wikipediaには、「2017年に解散」の文字が。
出会うのが遅かった。
その後も他の楽曲を聴き、どんどん好きになった。
他の音楽を聴くために離れる期間があっても、定期的に聴きに帰るアーティストって、自分にはなかなかいない。
いつしかplentyは自分にとって、最も
「叶うことならライブに行ってみたかったアーティスト」
になっていた。
でも叶わないから、公式がYouTubeにあげている、ラストライブを何度も何度も見た。
とても内省的な歌が多いplenty。
大好きな曲。
「人間そっくり」のこの一節は、とても「自分みたいだ」と思う。笑
あと、自分が好きになるバンドは、ボーカルがテレキャスターを弾いているバンドが多い。
そして、ラストライブの本編ラストに演奏された「手紙」と、アンコールのラストに演奏された「蒼き日々」が、特に好きだ。
この「蒼き日々」を最後に、plentyは解散した。
そして年月が流れ、去年の秋から公式Instagramに過去のライブ映像やMVが投稿され始め、ラストライブの音源が配信リリース。
15周年を記念したベストアルバムがアナログ盤でリリースされることも発表された。
ファンのざわつきと共に迎えた2026年。
僕がplentyを好きになってから7年、plentyが解散してから9年が経っていた。

再始動とワンマンライブが発表された。
本当に嬉しかった。それに尽きる。
幸運にもチケットを手に入れることができ、迎えた当日。
7月7日(火) LINE CUBE SHIBUYA (渋谷公会堂)
ラストライブと同じ場所。
自分はその時plentyを知らなかったし、今は会場も新しくなっている。
会場に着くと、年季の入ったライブTシャツを着た方々もいて、年齢も様々、お子様連れの方も。
デビュー当時から好きだった方、ラストライブをここで観ていた方も多くいただろう。
その方々は9年間、それぞれの人生を生きてきたわけで、
新参者のつもりでその場にいた僕ですら、そのエモさを感じていたから、古参の方々の感情は計り知れない。
自分も物販に寄ってライブTを購入し、席へ着き、開演。

※公演中以外は撮影OKでした。
1曲目は予想していたが、それしかないだろう(願望)と思っていたし、一番聴きたい曲でもあった。
既に、この時の模様がYouTubeにアップされていて。
解散前の最後に演奏された「蒼き日々」で、彼らは再び動き出した。
聴きたかった曲、演奏、歌声が聴けた。
9年経っていたけど、全然変わらない、YouTubeで何度も見たままの演奏だった。
この復活の瞬間が何度も見られるという…公式さんありがとう。
数日後に配信もありましたがもちろん見ました。
円盤化したら必ず買いますので、どうかよろしくお願いいたします。
これだけ前置きを書いておきながら、感想を長く書くほどの語彙力がない。
最初から最後まで本当に「最高すぎた。」
今後は、再始動の続きとして9月からツアーが始まる。
初日と最終日にも行く予定で、
そこまで含めて、「再始動」を見届けたいと思っている。
これからを楽しみに、応援したい。
人生の中で、
解散したバンドを好きになって、復活の瞬間に立ち会えた。
こんな経験をすること、こんな感情になることは
今後もなかなか無いだろう。
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