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名古屋西店
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≪Butterfly≫ 繋ぐ力 -maeda family-

投稿日:2017/8/15

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改めて人とのつながりを考える
相手の中の自分を見る
自分の中の相手を見る
確認し、真につながる

 
それが私にとって『あなたに会いに来ました』の規定となりました。
 

予約が入り、名前を呼ばれることはとてもうれしいことです。
ライフスタジオに入社し7年目に入り、ありがたいことに名前を呼んでもらえることもあります。
 

2015年から2016年の2年間、私は横浜青葉店で『また会いたいの実現』という目的でイベントを仲間と共に行ってきました。

ただ撮影者とお客様、という垣根を越えて人と人としてつながりたい。

そして、『私の大切な人』が仲間にとっても同じように『大切な人』になって
大切な仲間の『大切なお客様』が私にとっての大切な人になっていきました。

人と人の真のつながりを感じたのは、そういった『自分達から』関係をつなげていく、関係を確認する、きっかけを作ろうとしていた時でした。
そして“また会いましょう”の約束が増えて、今があります。
 
大切なのは、
“自ら”つながるために、誰かに名前を呼んでもらえたとき、自らが呼んだとき、
その関係が何であるかを自分自身で規定することがとても重要だと捉えています。
 

1週間前に横浜青葉店、新横浜店のスタッフで会議が行われました。
 
私たちがHPに自らを発信し、その目標が≪あなたに会いに来ました≫と名前を呼ばれる事。では「あなたに会いに来ました」とは何か?
ただ名前を呼ばれたらそれなのか?規定をしてみよう、と討論が行われました。
 
李社長≪計画書≫↓
https://www.lifestudio.jp/?run_id=staf_blog&bs=staff_blog&po_u_seq=4&po_seq=148256
 
 
私たちには日々新しい出会いが訪れます。
 
そして≪また会いに来ますね≫それが本当に叶った時の嬉しさは計り知れません。

楽しい空間、写真、撮影、コーディ、、、、様々なスタジオの要素がある中で、家族の大切な時間を一緒にする“人”の存在はこのスタジオでは大きいと感じています。
 
≪会いたい≫と思う理由は人それぞれ、様々で。
だからこそそれが何であるのかを自ら“確認する”ことがとても大事で必要だと感じました。
 
相手の中の自分を確認すること。
自分の中の相手を確認すること。
 
ただ、指名されたから嬉しい、じゃなくて。
ただ、毎年会えるから嬉しい、じゃなくて。
自分の中に大切にしたい関係が増えていくから、大切な時間が増えていくから、
もっと強くなりたいし、力が欲しいと思うし、頑張ろうと思えるし、嬉しい、のです。

何が正解とかそれが重要ではなく。
その関係が何であるかを自ら考え、規定し、発していくこと。

それがとても大事なのだと、今回改めて感じました。
 


前置きが長くなりましたが、大切なお客様との再会についてひとつお話をさせていただきます。
 

はじめてお会いしたのは、一番下の末っ子君がまだお腹の中にいたときでした。
履歴を見ると、ふと、ひとりのスタッフの名前が羅列されていることに気付きます。

今年の三月にライフスタジオを卒業した篠原さんです。

お会いした時にまっさきに篠原さんの名前が出て“しのさんのことが大好きで”とパパもママも素敵な笑顔で話をしてくれたことを覚えています。

その日篠原さんはいなかったため、一緒に撮影に入ったれいりさんと“しのさんの分まで!”と意気込んで撮影をしたことを記憶しています。
マタニティ撮影の主役はママ。
素敵な笑顔が印象的で、一緒に来ていたパパはママととても仲良しで。
一緒に来ていたお姉ちゃんは少しはにかみながらもかわいい笑顔を見せてくれていました。
 
次はぜひ、しのさんを指名してください!と話をして、次の年。
再会の撮影の日がやってきました。
 
撮影が近づいてきたある日、
“こばちゃん、撮影一緒に入ってくれる?”と言われました。
 
それはとても嬉しいお誘いでした。

最初にお会いした時はコーディで入ったため、撮影側に回るという緊張もありましたが、
喜んで!!!と即答しました。

そして、再会。

お腹の中にいた彼もそこにはいて、前回会えなかったお兄ちゃんにも会えて。
そこには篠原さんもいて、ママもパパも、みんなが笑っていて。
ああ、こんな風に関係を築ける篠原さんはすごいな。
ただただ、そう思って、気持ちを込めて撮影をしました。

そして数か月後、もう一度撮影で出会う機会がありました。
また会えた、また一緒に撮影が出来た、なんて幸せなんだろうと感じました。
この場で私が出来ること。精いっぱい楽しい空間を、美しい記録を、思い出を残すこと。

必死でした。でも、とても楽しくて、それは家族がいて、篠原さんがいたからこそで。
 
じゃあ、自分は?大切な人のために、何が出来るだろう。
そんな風に考えていました。
 
“撮影一緒に入ってくれる?”
その頃何組か篠原さんの仲良しのお客様に一緒に撮影に入らせてもらう機会が多かったのを記憶しています。
何故、私なのだろう?素直に聞いたことがあります。

そしたら“こばちゃんに、一緒に入ってほしいと思ったからだよ”
この上なく嬉しくて、認めてもらえたような気がして、その分、大切な仲間に、大切な家族に、喜んでもらうために、100%力を出そうと心に誓った記憶があります。
 
そしてイベントなどでも再会を繰り返し、私たちだけじゃなく、青葉の皆とも関係はつながり、大切なつながりはどんどん広がっていきました。


 
そして今年。

“こばちゃん指名撮影の予約が入ったよ”と聞き、名前を聞いた瞬間に喜びと、ものすごい緊張感を感じました。
今年は私たちをつなげてくれた篠原さんがいない。
名前を呼んでもらい、素直に嬉しい気持ち、そして、今年も喜んで、楽しんでもらうために、私にできることは何か、、、をひたすら考えていました。
 
私にできることは、ただシンプルに撮影、写真です。
 
撮影で何が出来るのか。シンプルに一つだけ決めて臨みました。

それは“家族写真をたくさん残すこと”。
 
昔の写真を一つずつ見ながら、家族の歴史を感じました。

私が知らない時期のことも写真を見るとなんだかその日一緒にいたような気分にもなります。
ご家族は、写真一枚で、きっとその時のことをたくさん思い出すことでしょう。
それはこどもの成長だけじゃなくて、
“家族として歩んできた記憶”。
家族だから当たり前、ではなくて、一緒に過ごしてきた毎日の記憶を呼び起こし、それを何年たった後も家族みんな共通で思い出してもらうためには、
家族写真をたくさん残そう。と思いました。
 
それが今回の自分のテーマでした。
 
当日、チャイムが鳴り扉をあけるとすっかり大きくなったこどもたちと、変わらない明るさと笑顔のパパとママ。そして手作りのケーキと静岡名菓こっこをいただきました。
※あまりのおいしさに新横スタッフは鬼のはやさで食べました。
 
たくさん話がしたい気持ちと撮影の緊張とどきどきが止まらない私。

もしかしたら、
平常心保っていたつもりだけどなかなか空まわっていたかもしれません。笑
それでも久しぶりに感じるご家族の仲良しなあったかい空気に包まれながら、
撮影をすすめていきました。
 
家族写真をたくさん、そして夫婦写真は必ず撮ろう。
何度もこうしよう、ああしようイメージしながら撮影をすすめていきました。
ファインダー越しに見つめながら。
とにかく精いっぱいを出し切る!!!という意気込みで。
あっというまに時間は過ぎていき、
気づけばパソコンの前で撮影した写真を分類していました。
 
あまりに必死すぎて空まわっていたかもしれません。
ちょっとだけ、大丈夫だったかな、みんな楽しめたかな、と不安もよぎりましたが、
全てを出し切った気持ちは確かにありました。
 
 
モニターで、前日に振り返り見ていた中でピックアップした過去の写真を使おうと思いました。
 
今日の写真の前に、最初にライフスタジオに来たときの写真から何枚かを時系列で流していきました。


 
私が知らない時代も、思い出を共有させてもらいながら、一緒に写真を見ました。
 
家族には歴史があって、出会いにも歴史があって。
1から10まですべてを知ることはもちろんできないけれど、
 
訪れた出会いや再会には100の力で寄り沿いたいと改めて感じることが出来ました。
 
楽しい時間はあっという間で、次はしのさんのカフェでお茶会しましょうと約束しました。

次回の撮影でも、また、と話している中で、私が「来年どこの店舗にいるかちょっとわからないけど、呼んでください!!!」と言ったら「いる店舗に予約します」とパパが言ってくれました。なんと。嬉しい・・・
 
ママもパパも、この場所が大好きだと言ってくれて、ライフスタジオのHPやSNSもよくチェックしてくれています。
(おいちゃんのことも大好き!と言ってておいちゃんもとても喜んでいました^^)
 
自分の想いや考えをHPなどを通して発信していくことが、つながりをつくる最初の一歩でもあり、つながり続けるツールにもなるということ、そして何より自分自身、こうして書き綴ることで改めて確認できることだと確信しました。
 
はじめましてでも。
再会でも。
 
それを自分がその出会いをどのように考え、想い、つなげていくのかを確認し、発信していくことが何より大事です。
それが自分を奮い立たせ、また一歩踏み出す勇気に変わります。
 
Maedaファミリーとの関係は、大切な仲間がつなげてくれたもの。
それを持続的に、そして思いを込めて大切にできるように。
まっすぐひとつひとつ。
次の再会に向けて、頑張っていこう、そう、思います。
 
Photo by Koba&Nasu
In shinyokohama

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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