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2015年12月 主題「嫌われる勇気」

投稿日:2016/11/15

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2015年12月主題 「嫌われる勇気」      担当:矢口

12月は「嫌われる勇気」の最後までを討論しました。内容をもとにpptで進めながら重要単語をピックアップし理解を深め、自分たちの経験から例を挙げていきました。当初心配だった内容の曖昧な理解による危険性も見られず皆よく理解して進められたように思えます。内容に共感できる部分もあれば言葉では言えても実践は難しいという意見もでてきたり、共感できない面もあるという意見もでてきていろんな面からアドラーをひもといていきました。一人一人大なり小なり得るもののあった本と討論であったのではないかと思います。

 

①アルフレッドアドラーについて

1870年オーストリアに生まれたユダヤ人であり、ウイーン大学の医学部で精神科や内科の医師をしていたがアドラーは独自で個人心理学を提示するようになり更に戦争が始まったら「教育」の分野にも力を入れ始めました。1937年に公演中心臓発作で他界、「人間の無限性」を引き出す事に力を注いでいたそうです。

 

②第四夜「世界の中心はどこにあるのか?」

 

共同体感覚  対人関係のゴール、他人を仲間とみなす考え方である。

例)学生時代の感覚を思い出してみよう。子供の頃は学校や友達関係、勉強などそれだけが全てのように感じていたが、自分の属している共同体に囚われすぎてはいけなかったのだとわかった。学校が全てだと思わなくていいということだ。

上田:でも中々そう思うのは難しい 学生の頃は学校と合わなくてそのような思いになれなくて、所属感を感じられなかった時期もあった。

 

例)児童養護施設の子達はどうだろうか?親との関係性において複雑な経験をしてきたが環境に左右されてはいけない。必要とされる所属感を自分から勝ち取っていくことが大切だ。そこから所属感が得られる。

金りーだー:店舗を開きたいと思った時どのようにお店を出したいと思っているのか?自分がライフスタジオに何ができるか?という視点で考えた時世界が変わった。

金子:自分が中心だと感じないで常に脇役と考えること。自分が中心になりうることはないと考えるように仕事をする上で考えている。

 

「関係性を作りながらともに実践していくこと」ライフスタジオの言いたいことはこれなのではないだろうか?そのような視点で見た時、ライフスタジオという共同体の為に自分が今何ができるのか?と考える姿勢が大切。自分中心なだけで悩んでいる人こそ何もしていない人が多い。

 

「自立:自分の価値を自分で知ってる人は囚われない」

同じではないけど対等な水平関係 会社員と主婦は役割が違うだけでどちらも頑張っている、価値に違いはない、優越もない、言葉というよりは相手を横の関係で捉えているのか?という事が大切。

 

横の関係と縦の関係

高津:子育てをする上でこのことを意識するのはとても大切だと思った。習い事や学習を促す上で子供が他者を気にしている時点でよくないと思った、自分からの積極的な姿勢になるように意識して褒めないようにしたりと努力している。

竹内:社会のシステムが他人との競争を意識させるシステムになっている、それを変えなくてはならないと思う。Facebookでの「いいね」などもそうではないだろうか?

 

存在のレベル

他人を行為のレベルではなく存在のレベルで見ること。何かしてくれたからとかの他人を行為のレベルで見るのではなく存在のレベルでみるということだ。自分を存在のレベルで見てしまうと危ういのではないだろうか?怠慢になってしまわないか?

存在のレベルでみることとは、存在しているだけで価値のあること。「感謝するということ」に近いのではないだろうか?社会の中では難しいが、何かできるから価値があるのではないだろうか?

ライフスタジオは人を可能性でみようとしている。

 

 

③第五夜「いまここを真剣に生きる」

 

自己受容

自己肯定と一緒に出てきた、今の自分を無理やり肯定するということであり、今の自分をありのままに受け入れることである。それは肯定的な諦めだ。変えられるものと変えられないものがあるということを受け入れて、ありのままを受け入れるだけじゃなく、明らかに見るあきらめをしないといけないということ。

だからこそ変えられるのであれば変える勇気を持たないといけない。つまり発展的な自己受容である。運命と宿命も似ている、変えられないものにいつまでも縛られてはいけない。前を見ていこう!

 

他者信頼  

信用ではなく信頼するということ。他者を信頼するにあたって一切の条件をつけないことだから、無条件の信頼となる。傷ついたや劣等感に陥ってしまうのではない。懐疑が反対の言葉、相手を疑わないということだ。

 

他者貢献  

私の価値を実感するために成されること。仕事の本質は社会への貢献、自己満足が反対語になるのではないだろうか?周りの評価に頼っていると自己満足に陥ってしまう。偽善という言葉もある、自分のためでもあり他者のためでもあってそれでいいとアドラーが話してくれた。自分ありきの他者貢献でもいい。人生の意味は自分自身に当てはめるものだ。

 

普通であることの勇気

特別であろうとする必要はない、平凡であることは良くないことではない。

竹内:電車に乗った時見かけた電車の地面に座っている不良を見て、以前は嫌な気持ちになったが今回はなんだか可愛いなと思ってしまった。存在のレベルで考えて普通であることの勇気を持つという事が大切。

 

人生とは連続する刹那である

人生は瞬間にスポットを当てよう!人生は一瞬を繰り返すのだ。実存主義は宗教戦争と戦ってきた。その時々で歴史は変わっている。価値とはその歴史ごとに違っている、だんだん歴史は成長しているわけではない。

毎日の出会いが一つの喜びとなる。線で向かうと怖い。

竹内:子供の頃自分のおじいちゃんが明日はあると思うなと言っていたがその意味が今なら分かる気がする。

鈴木:毎回の撮影の時がいちばんだと思って入っている。後悔はしない反省はしてもどこで最善を尽くすかを考えた。最高のパフォーマンスを常にしていくことが大切だ。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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