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大宮店
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ノリノリで、居場所で、落ち着く所とは

投稿日:2018/10/9

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今回大宮店でポーズというものに焦点を当てて取り組んだ。

私たちは普段取り組んでいるポージングを改めて取り組む中、何を学びどのように「変化発展」していくべきなのだろうか?

まずは自分自身でポーズの練習をしてみる、鏡の前、また始まる前に椅子の上に座ってやってみたりした。

そして、実際やってみてまず思う事、それは「思っているよりきつい」ということだ!!

立っていても座っていても綺麗に美しく見せる形をつくるというのは多かれ少なかれ「非日常」の一種にもなり得るわけで、簡単で楽ではないのだ。もちろん生まれたてのベビーやまだ甘えたい盛りの子供たちに無理してポーズをさせるわけではない。だけど私たちが「完璧に美しい形」を作り出すというのは簡単ではないのだ。加えて撮影されるという緊張感が追加される。

そこでポーズのを作り出す上で必要なのは①被写体がイメージしやすい(ノリノリ)②環境設定(ポーズしやすい居場所なのか)③重心の位置(安定しやすい・落ち着く場所で)の三つが重要と学びました。

 

①被写体がイメージしやすい(ノリノリ)

撮影する上で「こうやってみて」「足のせてみて」という声掛けをよく耳にします。ですが、そのポーズをする流れの中で実際ポーズする被写体はその動きにピンときているでしょうか。例えば「ポケットに手を入れてみて」「そしたらかっこいいよ!」ということ。「靴を触ろうと手をのばしてみて」「そしたら綺麗だよ」という小さな声かけは少なくとも被写体にその「意味」を伝える手段になりうるのではないだろうかと思うのです。そしてそれがその場にいる皆と共有され作り出されていく中でより大きな「ノリノリ!」に近づいていくのではないでしょうか?いつの間にかしていたポーズとまた別で「ノリノリ!」でどんどんやってみたくなるイメージづくりが大切と学びました。そうしたら、被写体はどんどん動きやすくなり、自然と次から次へとポーズが生まれやすくなってくるからです。

 

②環境設定(ポーズしやすいのか?ここは居場所なのか?)

衣装と背景は被写体がポーズする上で深く影響してくる。むしろ何が先なのかわからないが、どれも=(イコール)でつながるようになっている。この衣装だからこの背景でこのポーズだと決まる!という形づくりは必要不可欠なのではないだろうか?もしそこがあやふやだった場合、被写体の声にない声で「ここは居場所なのだろうか?」と聞こえてくるような気がする。私自身勉強中であるからこそ日々問いたい課題でもあり、ここをクリアすると撮影は楽しい以外何物でもないものになる!むしろ「もっと撮らしてくれ~」とカメラマンは叫びたくなるほど気持ちいいものだから、コーディネーターさんと話し合い作り上げていく世界は大切だと改めて学んだのだ。

 

③重心の位置(安定しやすい・落ち着く場所か?)

実際ポージングを行う上で具体的に安定しやすいのかのポイントはまさに「重心」であると学んだ。自分がポーズをやってみて、わかったことは無意識に重心が安定するポーズに収まろうとしているということだった。「ぐぐ、苦しい」と思ったらそのポーズを崩さずとも気が付くと「この方が少し楽」と思えるポーズの位置に重心を置いているのだ。同じように「何か苦しそう」と思える写真や「何か違和感」と思えるポーズにははたから見ても重心が安定していないポーズなのだからではないかと思える。

「落ち着くところ」が大切な理由が実際ポーズをやってみても改めて思えた。

 

photo by Tae

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