PhotogenicOmiya

君の見る世界

2019/7/13

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LIFESTUDIO OMIYA PHOTO

photo by Ueda、coordi by Hamada、write by Ueda


 

手を伸ばしたその先に見えるものは何だろう。

つぶらな瞳に写るその先の風景を見てみたい。

 

時と場所を同じくしても見えるものはたぶん違う。

だから見つめる先はあえて写さない方がいい。

写せばそれが何であるか大人は分かってしまう。

 

色んなものを見すぎた目にはそれくらいが丁度いい。

答えはきっと彼女が教えてくれるはずだ。

 

撮るという行為は目の前にいる誰かとの対話でもある。

「あなた」が何を見て、何を感じて、何を思うのか。

そしてそれを「わたし」がどう受け止め表現するのか。

 

すべてを知ることなどできはしない。

だがそれは決して諦めでもない。

 

知らないからこそ知ろうとする。

知ろうとするからこそ新しい世界を見ることができる。

分かったつもりでいるとそれ以上知ることを止めてしまう。

 

こどもたちは遊びの天才だ。

自由に遊ぶ中で色んなことを学んでいく。

そしてその最中にみせる姿はとても魅力的だ。

 

例えそれが活発でなく静かなものであっても

こどもたちが何かに興味を持って触れる姿は

心から楽しんでいるからなのだろう、美しい。

 

だからすべてを写す必要はない。

目に映り込んだ光や伸ばす手の先が、

それが「あなた」にとって何なのかを教えてくれる。

 

私が見たいのは「あなた」のその先の風景。

まだ小さくてもその世界はきっと澄み渡っているに違いない。

 

何気ない日常の中にある美しさを「あなた」を通して

知ることができたそんな1枚。

 

 

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