カメラマンにとって、一瞬を見るのはとても大事です。

お子様の動作や視線、その一瞬をどう撮ったら良いか瞬時に考えシャッターを切りますがここで少しでも迷ってしまうとそれを逃してしまいます。

ですのでカメラマンはどのポージングにも対応できるように常に頭を回転させている必要があります。

 

今回は7歳の七五三写真。

笑顔の写真は話をしていれば自然と撮影ができます。

この笑顔の写真は誰でも撮ることができて、それは親でも友達でも、兄でも、姉でも誰でも撮影できます。

プロとして必要なのは笑顔の写真もそうですが、プロにしか撮影できない決定的な写真を、他の人が気にしない所を撮ることが必要かと思います。

それが口なのか、手なのか、目なのかは分かりませんがそういった写真が必要です。

どこを切り取るかでカメラマンが伝えたいイメージが変わります。

またそこから露出や構図の話になるのですが、今回は画面右側に被写体を配置し、左側は大きく空けて露出はハイキーで撮影しています。

ここでアンダーで写真のイメージもガラッと変わります。

どの部分、露出で撮影しても抽象的な写真ですが、その中で何を選ぶかによりイメージが変わるのでとても面白いと思います。

 

 

Photo by nihei
Coordinated by maeda
Written by nihei