Photogenic


新横浜店
scrollable

とめてみろ!

投稿日:2018/12/20

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photo & write by Ara

codi   by Yuki

@shinyokohama

 

■元気な写真と言えば

横浜青葉店のゴメラマンを思い浮かべることが多いですよね。

現在、横浜青葉店の五明さんが交換勤務で

新横浜店に1ヶ月来ていただいている。

五明さんが写真会議で写真の技術に関して

フィードバックしていただいていることは

前回の写真分析で述べさせていただいた。

 

写真会議の中で、元気な写真を撮影する

五明さんから少しでもなにか得たい気持ちで

私達も会議に臨んでいる。

 

元気な写真を残したい気持ちもあるが、

「しっかり写真を残すこと」

 

自分自身の中で「しっかり写真を残す」という考え方が

凝り固まっていたかもしれない。

 

ではしっかりとは何なのか?

例えば、

・兄弟であれば隣に座って目線をもらっている

・ソロの写真であればライフスタジオらしい様々な構図やバリエーションで残す

・家族写真は無駄な余白やアンバランスなトリミングにならないように

 

私の中でしっかりした写真=「安定した写真」となっていることに

写真会議の中で気づき始めたことです。

 

もちろん安定した写真は大事です。

来ていただくご家族様はライフスタジオの写真を

HPで見てきていただき期待しています。

 

期待を超えるような写真を、空間を提供する

そんな想いで撮影に入っていますが

ライフスタジオの写真は75カットあります。

 

75カットの構成の中で何かその子が持つ特徴を出してあげたい。

そんな想いです。

 

■元気担当

店舗のみんなも納得?勝手な考え?かもしれないが、

新横浜の元気担当は私である。

子どもたちには基本的に元気に遊んでもらいたい。

 

ライフスタジオを選ぶ理由はたくさんあると思う。

写真、料金、衣装、立地、スタッフ、などなど

 

私のスタイルは「子どもたちと全力で遊ぶ」

撮影中も撮影後も全力写真館を体験してもらいたいから。

よくパパさん、ママさんにそんなに全力で疲れませんか?笑

と聞かれることが多いですが好きでやっています!

子どもたちが大好きだからです。

 

私達が撮りたい写真ではなく

子どもたちが遊んでいる様子が親御さんに残してあげたい

その子にとっての今を生きている瞬間を残してあげたい

そんな想いで日々撮影に入っています。

 

五明さんとは店舗も近く写真の話を

させていただくことが多いのですが

私は五明さんの写真スタイルが好きです。

それはその子に合わせたスタイルだからです。

 

子どもたちが元気に遊んでいる様子、

元気に遊ぶためには以前、

五明さんの写真分析にも記載されていたが

 

1.大きな声である事

2.全身を使って表現する事

3.アプローチは質より量である事

 

上記内容も参考にさせていただき、

 

その中で自分が得意なことである

「コミュニケーション」を

大人の方には撮影前にしっかり話して自分がどんな存在であるのか

お子様たちの様子は普段どうなのかコミュニケーションをとらせていただき、

子どもたちに対しては、もちろん人見知りな子どもたちも

いますのでお子様に合わせたアプローチを行い観察を行います。

 

■撮影

今回来ていただいたご家族様はライフスタジオは初めてのご家族様でした。

パパさんママさんは事前にお友達の紹介やHPを見ていただきどんな写真が

できあがるかワクワクしている様子が事前の様子で伝わってきました。

 

そして子どもたちは3歳の優しい笑顔いっぱいのお姉ちゃんと

少しやんちゃなもうすぐ1歳の弟くん

 

お姉ちゃんが弟くんをぎゅーっと抱きしめようとすると

離せー!と言わんばかり暴れる弟くん。

逃げ出した時ににやっと見せる表情が印象的でした。

 

きっと普段からお姉ちゃんの愛がたくさん

降り注いているんだなと予想されます。

 

そして家族写真の時に、これは逃げ出すぞ!笑

と予測を立てておきます。

 

家族写真を撮影する際に1歳のお子様がいる場合

パパママに抱っこしていただくことが多いのですが

全身でしっかり撮影をさせていただいた後、

ご家族みなさんで座った時に彼が動き出します。

 

おれを離せ!自由にさせろ!と言わんばかりに

そこで私とゆきちゃんが彼の名前を大きな声で呼びます!

すると彼はこちらをめがけてハイハイをしてきました。

 

これは姉弟写真でも同じことが起きるのでは?

と後ほどの展開に予測をします。

 

よく新横浜店ではメインのインテリアである

ベッドで姉弟写真を撮影することが多いのですが

おそらく彼は逃げ出すと思うのでベッドだと

安全面も考えると不適切だと判断し

ベッドの下でお姉ちゃんと遊んでいる様子から撮影を開始しました。

 

心の中ではいつでも

飛び出してきても良いように

準備をしておきます。

 

彼が前進してきた時にシャッターを切る位置を

新横浜店の窓から差し込むサイド光の位置で、

姉のスカートが見えないタイミングで

事前の予測と準備を心の中でし

3歳のお姉ちゃんは弟くんに

おもちゃの鉄琴を教えてあげて一緒に遊び始めました。

 

ただ、彼は飽きるタイミングが必ず来ると思うので

飽きたら呼ぼうとゆきちゃんと話していました。

家族写真の時に逃げたことで家族全員が爆笑になった雰囲気も良く

これはまた来るだろう。そんな想いで待ちます。

 

そしてそのときは来ました!

 

「逃げた-!」

その場にいた全員がそう叫んだと思います。笑

 

彼は私達を目掛けてハイハイしてきました。

お姉ちゃんは彼の様子を見た後に逃げた-!と叫び

スカートの中は見えていない!

 

あとは彼の表情のいい瞬間を。

彼が来店時に見せた少しやんちゃな

にやっとした表情を見せたのです。

 

主体は彼で副主体はお姉ちゃんです。

 

このときお姉ちゃんの様子が

あっ逃げたな。という真顔であればこの写真は構成されません。

 

もともと姉弟写真を撮影するために、絞っていたため

互いの表情がわかるように。

 

そして私達の位置もなるべく窓よりにいたこともポイントです。

彼女とかぶらないように、彼の表情が窓際の光に照らされるように。

1歳のハイハイをしている動きが伝わる瞬間を、二人らしさを。

 

75カットを構成する中でこんな元気な様子が伝わる1枚があれば

印象も変わるのではないかと撮影したこの1枚。

二人で隣で遊んでいる写真ももちろん撮影していますが

この1枚でモニターの時にご家族様から笑いといいね!が起きました。

 

自分の中での固定概念を捨てて、

ご家族様や子どもたちに合わせた

元気な写真は撮影していきたいです。

 

ゴメラマンに負けないように!

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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