Staff BlogSoka

Ayako Kai
草加店

甲斐あや子

福島県出身、かいちゃんです。

年中無休で趣味を募集中です。
皆様の趣味、お勧めを是非教えてください!

最高の思い出作りのお手伝いをさせていただければと思いますので、宜しくお願いします!

【AAK】会いたいと願うこと

2017/8/23

447 2



生まれる前から一緒。
生まれてからも一緒。

彼らは双子の姉弟。

生まれてからずっと一緒に過ごしてきて
同じ年齢で
生活環境が同じで
外見が似ていて。

そんな2人を撮影者はどう撮るだろうか。

“お揃いだから可愛い”
“同じ動作をしているのが双子らしくて良い”

そう感じるのは間違いではないと思う。
しかしそれは大人のエゴだとも思う。

同じ事をしていても違った受け止め方をし、
考えた結果表れる個々の違い。

そんな彼らを「双子」という言葉だけにまとめる事は出来ない。

それぞれに個性がある事も
それゆえ起こる些細な喧嘩も
2人並んで一生懸命お喋りをする時間も
かと思えば全く別のものに熱中する時だって
それが彼ららしさだという事を、一番よく知っている両親。

私達は
親から見る彼らの姿、その表情を、
はたまた家族以外の人との交流で見せる初めてのその子を
撮影の時間を通して探し表現する。

それが”人”を撮るという事なのではないか…
というのは私の解釈。


生まれる前から一緒。
生まれてからも一緒。

だけれど違う彼ら。

大切な事を教えてくれた彼らに
私はまた会いたい。
 

私が草加店へ配属されたのが今年4月。
その家族に出会ったのは4月の終わり頃でした。

会った瞬間、まだ店の中に入る前から
自分の事を沢山話してくれた弟くん。
その横でスタジオの中のやこちらを窺う様に見上げるお姉ちゃん。
そしてその場がパッと明るくなるような雰囲気のママ。

その日私が担当したのは可愛らしい双子のお客様でした。

双子とは言っても
性格は違うし
行動パターンも違うし
好きな食べ物のチョイスだって違います。

対になるように小物をセットして
遊びながら撮影は進みますが
端々に見られる2人の違いがとても面白い。

対なようで対じゃない。

そんな2人と同じ空間にいるうちに
私は彼らにハマってしまい、
あっという間に撮影は終了してしまいました。

モニター後の帰り際に起こった姉弟の些細な喧嘩。

ママは怒るでもなく
無理やり仲直りをさせるわけでもなく
かといって放置するわけでもなく。

さりげなく仲直りを促すように声をかけながら
その後どうするかは彼らに任せました。

静かに様子を見ていると、弟は1つのぬいぐるみを持って姉の元へ近寄ります。
姉もそんな弟を受け入れ、少し気まずそうにしながらも
2人は仲直りが出来たようでした。

ほんの数分の出来事でしたが
私はママの言葉に感動し、自分たちで解決できた2人を微笑ましく思い
とても強く印象に残りました。

撮影を通して関わる時間の長い子供達。
可愛い、好き、もっと遊びたい。
そんな感情を持つ事は沢山あります。

しかしその時は子供達だけではなく
家族の皆さんに魅かれ
お見送りをした後も忘れる事が出来ませんでした。

それから数カ月後、
私はそのご家族に再開します。

今回は弟くんの七五三の撮影で、
パパも一緒。

階段を降りてきた私が見つけた2人の姿。
ずっと記憶の中にあった顔を見た瞬間心が昂り、
「会いに来ちゃいました~!」
と変わらず明るいママから言われた時は
ぐっとくるものがありました。

溢れてくる前回の撮影の記憶。
ママと話をしていると
「覚えててくれてるんですね~」
との言葉に自分でも「こんなに覚えてるものかな…」と内心少し驚きました。

数ヶ月しか経っていないけれど、
2人は確かに変化をしていて。

変顔をしたり
あくびをするフリをしたりで
照れ隠しをしてみたり、
簡単には笑わなくなっていたり(笑)

撮影中に感じる少しの変化が
可愛くて、嬉しくて、思わずにやけてしまいました。

そしてそんな彼女、彼の姿を見守るママパパは
「成長した証だね」と話し、
お子さんをしっかり受け止める姿勢に
私はまた感動です。

今回の別れ際、
少し恥ずかしそうにしながらも
「会いに来たら元気出る?」と聞いてくれたお姉ちゃん。
とても愛おしくて、ハグをしてもらいました。

少し照れ屋な弟君は、きっと直ぐにハグに来てくれないだろうと思い
こちらから抱きつきに行きましたが、
苦しかったらごめんね。

送り出す際はまた来てねと言ったけれど、
別に待っている必要はないんですよね。

次の撮影までさよなら

ではなく

今度は私から会いに行きます。

そしていつか私がカメラマンデビューをしたら、
その時は大好きな家族皆さんのお写真を撮らせてくださいね^^


Photo by Masakuni Kikuchi
Written by Ayako Kai

この記事をシェアする