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草加店
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Butterfly 想いを伝えるということ。

投稿日:2019/8/11

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みーちゃんとの初めましては、今年の3月。

みーちゃんの卒園と、入学を記念しての撮影で草加店を訪れてくれました。

 

最初の印象は素直で大人しく、恥ずかしさを含んだはにかみが可愛らしい女の子。

初めての場所や私たちに対して緊張しているのが伝わってくるようでした。

 

そんなみーちゃんの緊張を少しでもほぐしてあげたいなと、いつも通り、いつも以上にママさんパパさんともたくさんコミュニケーションを取ろうと話してみると、

みーちゃんと似た笑顔で対照的に明るく気さくなママさんと、みーちゃんとどこか似た雰囲気の少しシャイで穏やかなパパさん。

 

お二人と話していて感じるみーちゃんへの愛情はとてもあたたかいものを感じていました。

 

時には勢いが大切な撮影もあります。底抜けにテンションを上げて引っ張る瞬間が必要な撮影もあります。

 

ただみーちゃんの場合は勢いで進めて彼女を置いて行ってしまわないように、ひとつずつ、時にはふざけたりもしながら丁寧にやり取りをしていきました。

みーちゃんと一緒に楽しむために。

 

そんな意図と願いを込めながら進めた撮影の中で、はにかみながら私たちの指示に素直に懸命に応えてくれる彼女に愛しさを募らせていました。

かわいい。かわいい。

そんなみーちゃんが時々カメラマンの甲斐さんを見つけて、投げかけをしている私を見て、はみかみの先の、ふわっとした笑顔を向けてくれる瞬間がありました。

あ、楽しんでくれているのかな。

そんな風に感じられて、すごく嬉しくなったのを覚えています。

 

終始みーちゃんのまとう優しくふんわりとした柔らかい空気に包まれた撮影も終わり、お別れの時間が近づいて来た頃、泣き出してしまったみーちゃん。バイバイが寂しくて泣いてくれた彼女とどうにかしてまた笑顔が見たくて、たくさんの言葉をかけたけれど、その日は泣き顔のままお別れになってしまいました。

その時のことを綴ったお手紙はこちら▶大好きな女の子のお話。

 

後日みーちゃんたちご家族を忘れられない私たちは、また会いたいねと言いつつも何か機会が作れないかと考えている時にママさんから連絡がありました。

七五三の撮影を草加店で撮りたい。

みーちゃんがそう言ってくれたそうでした。

 

当時はおじいちゃん、おばあちゃんも出向きやすいようにママさんのご実家の方で考えていると言っていた七五三撮影。

それを聞いて沢山の人の気持ちを考えました。

 

草加で撮りたいと言ってくれたみーちゃんの気持ち。

それを叶えようと連絡を下さったママさんパパさん。

みーちゃんがそうしたいなら、と言ってくださったおじいちゃん、おばあちゃん。

沢山の人のみーちゃんへの愛情を感じながら、再会の約束をすることが出来ました。

 

その日から七五三の撮影についてや、みーちゃんの近況などマメに連絡を下さるママさんとやり取りをしながら、何をしてあげられるかなと当日をただひたすらに楽しみにしていました。

 

 

そして再会の日。

朝からずっとそわそわしていた私は、到着したみーちゃんたちを車までお迎えに行きました。

 

車から降りてきたみーちゃんは初めましての小学校入学前の時より少し焼けて、髪も少しさっぱりしていて、少しお姉さんらしい雰囲気に見えました。

 

子どもの3ヶ月は大きいなと。

 

ただやっぱり最初は少しだけ緊張した様子が伺えるシャイな一面もみーちゃんだな、なんて思ったりもして。

またゆっくり、みーちゃんに楽しかった記憶を思い出してもらえるように、私たちとの距離感を思い出してもらえるようにたくさんお話をしました。

 

そして何が出来るのか、と考えた時、コーディネーターである私に出来ることのひとつとして衣装提案がありました。

この再会する日までに私の中でみーちゃんへの印象も初めて会った時とはどんどん変化していました。

初めての撮影の時はひだまりのような笑顔が優しいシャイな女の子で長いロングヘアが印象的だったみーちゃんには、女の子らしい真っ白なワンピース衣装をご提案しました。

そんな中で撮影をしていってママさんパパさんからもたくさんお話を聞いて、きっとお家ではもっとおしゃべりな女の子なのかなと思ったりして。

そして2回目の撮影までにママさんが送ってくれた、お友達との写真やみーちゃんが楽しそうにしている写真を見て、どんどん元気で活発な印象に変わっていきました。

そんな元気なみーちゃんに会いたい気持ちも込めて、前回とはまた違う、もう少し"いつものみーちゃん"に近づけるように、オーバーオールという元気なパンツ衣装を提案してみることにしました。

 

くうちゃんのオススメなら着たい。これにしよう。

 

そう言ってくれたママさんとみーちゃん。

そんな信頼を伝えてくれる言葉がまたひとつ嬉しくて。

 

最初は久しぶりの再会に少し緊張していたみーちゃんも、徐々に口数も増えてきて、しっかりと「くうちゃん」と呼んでくれることが嬉しくて。

嫌がるから、と隠れながらこっそり撮影を見てくれていたパパさんの姿に、事前に聞いていたプチ反抗期が見えた瞬間もありました。笑

私たちの近況を把握されているママさんとは話題も途切れず、パパさんとみーちゃんも交えて”推し”の話をしたり。

前回の初めましてとは違う、

最初から私たちに会いにきてくれているこの時間が愛しいと思いました。

 

ママさんには2回分のゲストストーリーを始め、ブログもチェックしてくれているようで、コメントという形でたくさんの言葉をいただいてきました。

 

その中でも心に残っている言葉があります。

 

 

「これから、何年一緒に写真を撮ってくれるか分かりませんが、一緒に成長を見守っていただけたらと思います。」

 

 

これは私が一番願っていた想いではないかと思いました。

 

この出会いは私にとってもかけがえなく、本当に大きなもので。

しっかり「これからを一緒に見守ることができる」関係を言葉にしてもらえたことが、同じ想いだったということが。

想いを伝えるって難しいけど、伝わるとこんなに嬉しいから。

 

だからしっかり残そうと思いました。

私にとってみーちゃんfamilyは

【重なる想いを伝え合える喜びを教えてくれたご家族】です。

 

私のお誕生日を祝ってくれたのも嬉しかったです。

小人を楽しみにしてくれていたのも嬉しかったです。

私たちに会いに来てくれたことが嬉しかったです。

想いを伝えてくれたことが嬉しかったです。

 

少しでもこの気持を伝えていきたい。伝わっているといいな。

大好きでは足りない、そんな想いでいっぱいです。

 

次は私が会いに行きます。必ず。待っててね。

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