店舗フォトジェニック集
Photogenic
勇気をくれたあなた
投稿日:2025/10/31
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                                                                                                        photo by Manami
私が彼女に出会ったのは2017年、彼女が小学5年生くらいの時でした。
彼女には弟くんと妹ちゃんがいて出会ったときから優しくて面倒見の良い素敵なお姉さんでした。
彼女との出会いはライフストーリーに掲載していただいたのでもしご興味がある方は見てみてください^^
【ライフファミリー156】思い出を積み重ねる(ライフスタジオ越谷店:Saito Manami)
 
2017年に出会ってから2025年まで
節目、節目に色々な撮影をさせていただいていて、フォトジェニックにも何度もお写真を上げさせてもらいました。
彼女は紛れもなく私の唯一無二のmuseです。
彼女は今年高校を卒業してなんと、海外の大学に進学をする事になり、
成人式のタイミングでは日本に帰ってくるのが難しいかもしれないとの事で、少し早めの成人式の撮影を成人のお着物のご用意がある所沢店に私も行かせていただき撮影させていただきました。
小学生から知っている彼女の成人着物での撮影はとても感慨深く、モニターで一緒に出来上がりの写真を見た時は、自分の写真ながら目頭が熱くなりました。
ちょうどこの頃から越谷店でも成人式用の着物を取り扱う準備をはじめていて、
出来る事ならば、彼女の成長の記録を残してきた越谷店で彼女の成人着物姿の写真を撮りたいという気持ちがありました。
彼女がちょうど海外に出発する時期ギリギリで、
越谷店の成人式着物のサンプル撮影をお願いする事ができました。
子どもたちを撮影する撮影の仕方とは違った撮影を駆使できるのが成人写真の醍醐味だと思います。
今回は越谷店の別館をメインに光にこだわりながら撮影をしました。
別館は日中には大きな窓から自然光が入りますが、
今回は自然光はあえて使わず、自然光が入る窓はシャッターで遮光し、陰影差を出る様にゴドックスの光を中心に撮影しました。
光は被写体に対して逆光気味のサイド光にしていて、
被写体の後ろの背景の小物、被写体、被写体の前の小物、前ボケ全てに光が入る様に意識して配置しました。
札幌白石店にいらっしゃるあかねさんと一緒に働かせていただいた時に、良い写真には奥行を感じられて、奥行を作るには写真に層を作るという事を教えていただき私は写真を撮る時はいつも奥行感、層を意識して撮影をしています。
被写体がそこにいるだけではなく、写真の立体感を演出するためには被写体の後ろには被写体を活かす背景があり、写真のバランスを調整しています。
被写体を立体的に見せるために入れた光で被写体の横顔には陰影差のある光のラインが出来上がり、
被写体の前にはちょうどよいバランスと画角を活かす為の小物、
更に写真が立体的に、余白を綺麗に埋める事が出来る前ボケを使用する事で写真全体に一体感が生まれると考えています。
私は彼女の凛とした横顔にいつも魅了されています。
透き通った瞳で何をみているのか、彼女が遠くへ行ってしまうのはやはり寂しいですが、彼女が歩む未来に私もワクワクしています。
彼女が写る写真を撮ると私はいつも自分の写真に勇気を貰っている、そんな気がします。
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