英語でのコミュニケーションは、日本語しか話せない僕にとって難しいことだろう。

そう思っていた。

 

ふじみ野店で撮影をされた彼は、英語を話す少年だった。

来店された時は、爽やかで笑顔が弾ける少年だった。

 

しかし、着付けに入ると表情から緊張しているのが感じ取れた。

 

その子がこのような笑顔になったのは、自分でもびっくりした。

そして、英語が喋れなくてもコミュニケーションは取れると思った瞬間だった。

 

この少年はしきりに僕のオーバーリアクションに笑ってくれる。

特に『オーマイガー』 この言葉が少年には刺さったようだ。

ハイテンンションでオーマイガーというと、このように来店した時よりも大きな笑顔を見せてくれた。

 

僕は言語の壁を壊すことができたような気がして嬉しかった。

それと同時に、どんな子であっても積極的にコミュニケーションを取ってみることは

重要なのだと実感した瞬間でもあった。