アガワの海。彼女が心から好きな場所。

 

 

波が作り出す造形美。

 

青く澄んだ海水が心地の良い音をたてていた。

 

千畳敷までドライブ。

 

暑い風が草を揺らす。

 

あいにくの天気。視界不良好。

 

縄でできた塔を登って辺りを見渡した。

 

元乃隅稲荷神社の鳥居が海へといざなう。

 

丁寧に供えられた花束が二つ。

 

まるで波が生きているようだった。

 

自然の美しさと、

 

恐ろしさ。

 

青い海と青い空を渡って角島へ。

 

海の遠くを見守っている。

 

夜の海を照らす光の筋。別れの時は近い。

 

 

 

 

 

さようなら。

 

 

今度は3人で。