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下関店
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宮城県東松島市

投稿日:2014/7/17

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1泊2日でボランティアに参加させて頂いた。
初めて足を運んだ宮城県東松島市。
 
あの日、映像で見た風景とは違う姿だった。
 
コンクリートの道路があって緑が多く、
普通と言えば普通の道だった。
 
私は震災が起きた日、まだ福岡に居た。
全く揺れを経験していない。
テレビで見た情報でしか分からなかった。
この3日後に上京することが決まっていてテレビの情報だけで
不安や恐怖を感じていた。
 
ボランティア活動の中心に高橋さん、神吉さんという2人がいらっしゃった。
凄く優しく真っ直ぐで熱くて決断力や行動力、大切なものを大切にしよう、
大切にしていこうと尊敬させられることが多く、ただただ凄いと思った。
 
最初にお話をして頂きそれだけで目頭が熱くなり心が苦しくなった。
実際に被災した場所を車で周り自分の目で見て
保育所で急遽パネルシアターをしたり子供達と絡み
他にボランティア活動をしている人と話す機会や地元の方、
保育所の園長先生方と自分の口で話し感じたものがあった。
 
同じ人間なのに・・と自分自身の無知さや何をやっているんだ自分と悔やんだり
多くのものを心底感じる時間だった。
経験していない分の恐怖や戸惑う気持ちと何を話しかけたらいいのかも分からず
いつもの私であれば話しかけたりするのに本当に出来なかった。
 
言葉に出来ないほど辛い事があって今でも辛いはず、
忘れたくても忘れる事ができない事実と忘れないでいようと思う気持ちと、
そんな地元で働いている人たちも前を向いて笑顔で頑張っている姿を見ていると
頑張ろうと勇気付けられた。
 
実際に津波に巻き込まれた園長先生も今では笑いながら生きてるけどね!と
言っていたけれど返す言葉が。
私が経験した事のない気持ちと状況で何て返せばいいか正直分からなかった。
 
被災した場所の天井に手形が残っていたり、
ぐちゃぐちゃの建物が横に倒れていたり
3年前は使われていた駅がそのままだったり
3年前の状況が写真で残されていたり
足を運んで分かる事。
 
現地に着くまでドキドキしていたけど
着いたら吹っ飛んだ。
 
逆に私が元気をもらった! 

3年が経ち変わったこともあれば変わらないものもある。
今、私にできること。
 
足を運んで感じたこと、気付かされた事、学んだこと。
伝える事も必要で、ずっと忘れないこと!
 
 
また行こう!整理して。


 

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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