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横浜青葉店
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【ライフスタジオの写真】いつもの様に、いつもと違うように。~写真分析~

投稿日:2019/1/6

1786 1

Shinyokohama

PTOHO:gomei

CODI: Hikari Kouno

 

 

■新横浜店の写真の印象

横浜青葉店在籍の私ですが、現在新横浜に期間限定の勤務を行っています。

弊社では交換勤務と呼んでいるのですが、これがまた良いもので、凝り固まった写真の概念を変えてくれたり、人とのコミュニケーションを見つめなおさせてくれたりと、良い効果しかない!と言っても過言ではない取り組みなのです。

これは行く側も、迎える側も同じ効果ありますので、双方にとっていいものになりえます。

 

さて、ここ最近新横浜店への出入りが増えてきまして、いくつかの印象がありました。

まずはインテリアに対して、白・アイボリーを基調としたインテリは、統一感がとてもあり、シンプルに素敵と感じさせてくれるインテリアです。

ですから、広くとっても一枚で見た際に、とても素敵な印象を与えてくれます。

特にメインルームであるベッドのエリアはどのように撮っても素敵なのです。

これが良い点です。

 

撮りながら感じたことは、インテリアに奥行きがあまりないという点にも気が付きました。

統一感ある壁とベッド。

撮り方によっては、配置されている大物を線として使うことができますので、奥行きを感じるように撮れますが、すでのそこでの写真は数多くとられていました。

さて、ここで簡単に設定できます課題は【奥行きの感じずらい撮影エリアでどのように感じさせるか】が今回の課題になりました。

 

漠然とした課題を考えてみて、いくつかのポイントを定めてみます。

・その場の状況を使う事

・小物設置の時間は最短に

・24-70レンズを使用して

3つを課題解決に向けるポイントとして定めました。

 

■その場の状況を使う事

これはあるべき状況で撮影をする事です。

悲しい話、撮影は時間との勝負という考え方もできます。

まずは完全予約制の弊社システムです。

極端な話、いつまでも時間を掛けながら撮る事はできません。

そして子供のコンディション。

これは時間経過に比例して崩れていく傾向があります。

例えば、飽きや眠気などが該当します。これはいつ発生するのかが分からないという難しい事でもありますので、出来る限り元気な内に撮り切りたい!というのが子供カメラマン全員が思う事かもしれません。

簡単に2つの事柄が挙げられますので、1枚の写真のセッティングに20分も30分もかけるわけにはいかないのです。

ですから、今あるべき状況をいかに使用するかを考えるべきです。

今回は新横浜店での撮影頻度が高い、ベッドを使用して撮影する事に決めました。

 

このエリアはいくつかの良い点が簡単に見つけられました。

一つ目は、光が豊潤である事。

ベッドの周りに窓が3か所ありますので、自然光に困る事は殆どありません。

ベッドに向かって、左側に1つ、後方に1つ、右手に1つあるので、どのような時間に強いです。

ですから、表現の自由度が高まる事を意味します。

撮影エリアとしては申し分ないのです。

 

 

■小物設置の時間は最短に

これも時間の話に大きく関連しますが、小物と言う設定は、撮影に使うものだと考えています。

例えば、お子様が手に持って遊ぶおもちゃも小物です。

おもちゃの使い方にも、大人は固定概念に縛られており、私もその一人です。

例えば、積み木を見たら積むのが普通ですが、果たして積む以外の遊び方は無いのでしょうか。

おそらく投げたらボールか武器に変身し、地面に立てて並べたらドミノとして遊べるように、小物の設置にはどのように使用するのかがとても重要だと考えます。

今回はその場にあった、シーツのような布を使用しました。

一見就寝の際にかける物ですが、自分の幼少期を思い出すと、布をかぶってお化けの真似をしたり、くるまって海苔巻きになったりしたのではないでしょうか。

イマジネーションは自由に。

子供に負けないくらい自由に持つことが、重要なのだと思います。

 

■24-70レンズを使用して                          

これは単純な理由です。

全体的に中望遠レンズを使用しての撮影が多いと感じたからです。

勿論望遠レンズが悪いわけではなく、うまくいろんなバリエーションで撮影出来たら面白いな~!と考えたからです。

中望遠レンズを使用すると、被写体との物理的距離が遠くなりますので、直接的なコミュニケーションが減るという側面を持っています。

つまりは一緒に遊ぶ雰囲気は標準レンズで、一人で遊んでいるような雰囲気を持つ写真は望遠レンズで。などいくつかの用途に分けて撮影できるととても立体感のある原本が作成できるのではないかと考えます。私の主観ですが。

ですから今回の写真のテーマを決定つけるのですが、【いつもの場所でいつもの様に、距離の近い写真を撮る】という事に決める事が出来ました。

 

 

■撮影

撮影にお越しいただきました彼は3歳で、長男です。

撮影当初は若干人見知りで、反応薄だった彼も、時間と主に次第に元気になってきます。

ワハハ!と声を出しながら、コーディネーターのPIIちゃんと遊んでいます。

そろそろかな?なんて思いながら、3つの条件を確認しながら、ベッドエリアで撮影をします。

 

まずは24-70レンズを使用して撮影がしたいので、レンズを付け替えます。

一緒に遊ぶながら撮影をする事を確りと考えて、カメラを構えます。

小物は何を使うのか、前途したように布にしました。

布を使用する事での期待は、色が比較的濃いベージュの為、クシャットしたドレープをうまく使用したら、狭い画角の中でも奥行きを出すための線として使用できるのではないかと期待します。

でも細かな設定はできません。なぜなら遊びながら撮影をする事をしたいからです。

うーーーーん、どうしようかね。

そんな時は遊ぶに限ります。

おらあ!!と言いながら急に彼に投げつけるように、布をかぶせます。

ワハハハァァァ!!!と言いながら、彼は布を拭ったり、逃げ回ったりします。

布を大きく入れる為に、私はベッドに這いつくばる様にして画角を構えます。

大きくベッドが入り込みますので、かなり狭い画角になる事はすぐにわかります。

彼の動きをより躍動感をつけて撮影するには?

一瞬考えます。

少しだけカメラを斜めに降る事にしました。

そうする事により、布を対角線上に配置し、彼の転がっている動きをよりダイナミックにつける事が出来ました。

勿論光は豊潤なので、シャッタースピードは高く設定し、絞りは浅めにして、ピントにとよる表現も。

 

■最後に

きっといつもとは少し違ったベッドでの写真になったと思いますので、遊びながら撮影する楽しさをいろんな方に伝えられたら本望です。

 

 

 

 

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神奈川県の横浜市にあるハウススタジオ(おしゃれ写真館) 

ライフスタジオ横浜青葉

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